バイオベンチャー創業記 バイオベンチャー道

スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


haruhicomをフォローしましょう

二人三脚

  • 2013/04/16(火) 00:00:01

先月末はグラントの申請やらなんやらで
酷く過酷な日が続いて睡眠不足満載なのに加えて
毎年春の恒例となっている花粉症で死んだも同然だったのですが
今月に入って花粉のピークも過ぎてようやく調子が戻ってきました。

ダメージを受けていた私とは別に
会社は先週金曜日からリニューアルしております。
取締役が2名入れ替わり、
監査役が常勤1名を含む2名を追加して3名体制となりました。

会社を始めたのが2006年の3月で
先月で7周年を迎えたのですが
先月末から先週末にかけてのこの変化は
当社の歴史に残る大きな節目の日として
いつかきっと思い出すことになると思います。

会社は黎明期に3社のVCから投資を受け
そのうち2社は今に至るまで全てのラウンドで投資に参加し
取締役をそれぞれ1名ずつ送ってきていました。
そのVCの2名の方がたまたまですが同時にそれぞれのファームから離れ
そして当社のボードから去ることになったわけです。
他のVCを見ても担当者はこれまでも随分変わっており
またVC業界をとりまく7年間の環境変化を考えれば当然のことでもありますが
当社にとっては大きな転換期と言えます。

投資する側と投資を受ける側とでVCについての見え方は随分違うのでしょうが
投資を受ける側である私たちからみると
VCの仕事は人がすごいと思う前にすごいことを見つけて
投資を決め、それを育てることにその本質があると思うのです。
単純に儲かるという観点からすれば
後から勝ち馬に乗るのも戦略としてはありだとおもいますが
早い段階にその素質を見いだすことに存在価値やら存在意義がある気がします。
言ってみればスーパーカーを作ると言っているクレイジーな奴に
ハンドルだけがある段階でお金を出すようなクレイジーな話です。

現在のバイオ投資はなかなか現状では厳しく
投資規模は大きくなる一方で、リスクも上手にヘッジしなければならないので
本当はガソリン満タンで走り出したいところを
「レギュラー2000円分」
みたいなことをしているわけですが
それでも走るかどうか分からない車に
よくもまあガソリンを入れてくれたものだと感謝をしております。

先般去られたお二方は私たちの会社が本当に何も無いときから
膨大な投資にこれまでおつきあいいただきました。
「何も無い」と言うのはまさに言葉通りに何も無い時代でして
3人も入れば背中がぶつかるようなレンタルオフィスで
お金もない、人も居ない、ライセンスもないところに
1億円を超えるお金を出してくれたのです。
普通の神経で出来る話では無いので
おそらく普通の神経ではないのだと思います。

当社はその後も何度も危機がありましたが
なんとかその全てを一緒に乗り越えてきました。
会社のExecutionを担当するのは私をはじめとするマネジメント陣ですが
大きなピンチのときにはまさに「一緒」でなければ乗り越えられないことも多く
「おいおい、マジかよー。」と思われたことも一度や二度ではなかったと思いますが
どうやってそれぞれのファームを説得されたのか、言いくるめたのか分かりませんが
私たちは常に強力なサポートを受けて来ることが出来ました。

おそらく多分まだまだ危機があるのだと思います。
だから頼れる仲間がここで去ったのは相当に心細いことです。
でもなんとなく思うのは
そろそろ私たちも独り立ちをすべき時が来たのだと言うことです。
子どもがいつまでも親がかりではいけないように
そろそろ自力で問題を解決していけるようにならない時期が来たのだと思います。

お二方を含めて、私たちの会社は多くの方に助けてきて貰いました。
設立に大きく関わった方や、現在も私たちの仲間として働くチームメンバー
他の多くの投資の皆さん、パートナー企業の皆さん、
そして私たちの薬を期待する患者の皆さん。

幸いなことに
私たちはまた強力な仲間を今回迎えることが出来ました。
早く私たちが目標に掲げる免疫疾患と戦う薬を世の中に出し
経済的なリターンと共に
患者さんへの貢献のすばらしさを分かち会える日が来るように
これからも邁進していきたいと思います。

感謝と決意と共に


haruhicomをフォローしましょう

『海賊と呼ばれた男』

  • 2012/11/28(水) 00:00:01

久しぶりに面白い小説があったので紹介しておきます。

これは出光興産の創業者(店主と呼ばれていますが)出光佐三の一代記、つまりノンフィクションです。
http://www.idemitsu.co.jp/100year/idemitsu_sazou/

まだ石炭が主流だった時代に石油の時代を予見し
北九州門司で創業した小さな企業が
石油メジャーや政府の規制、同業者カルテルを向こうに堂々たる戦いを挑み
去年創業100周年を迎えた大企業の礎を築いた話です。

この強靱な意志の背景には
社会への貢献、日本への貢献に対する強力な想いと
「人間尊重」を経営の原点として事業を行うという「精神的定款」があります。
その言葉や行動はいずれもブレが無く、非常に感銘をうけるものばかりです。

ちなみに、作者は百田尚樹氏で
『永遠の0』などを代表作に持つ非常に文体も文章も構成もしっかりしている作家なのですが
なんと『探偵!ナイトスクープ』のチーフ構成放送作家でもあります。

他の本も含めて熱烈オススメします。



haruhicomをフォローしましょう

FBで探して下さい

  • 2012/10/10(水) 00:00:01

最近投稿が滞っているのは放言についてお叱りを受けたから…ではありませんが
よりインタラクティブなコミュニケーションをもとめてFacebookに活動を移行したからです。
引き続き投稿を読まれたい方はFacebookで探して下さい。


haruhicomをフォローしましょう

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。