バイオベンチャー創業記 中堅製薬企業の地盤沈下

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中堅製薬企業の地盤沈下

  • 2006/06/23(金) 01:52:02

エルゼビア・ジャパンのメーリングリストの記事をそのまま転記している。


先ごろからこのブログでも続けている議論であるが
ジェネリックへの流れはもはや日本でも変えられない。
そのときに中堅製薬会社はポジショニングの再検討を迫られている。
このなかでキッセイはジェネリックの強化への戦略転換を行っている。
しかもバイオジェネリックへの転換という
特徴がありかつ勝ち目のある方向へ舵を切っているように見受ける。
他の中堅会社も何らかの方策を立てなければ
消滅は必死である。

この記事で唯一三好氏と意見を異にするのは
これらの会社は5個も選択肢を有していないということである。

決断の時は近い。

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 ◆三好昌武シニアアナリスト 中堅製薬企業は「限界の一歩手前」
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メリルリンチ日本証券調査部の三好昌武シニアアナリストは6月21日、医薬ラ
イセンシング協会が開いた月例会で講演し、中堅製薬企業の2000年度~05年度
までの直近の収益状況に関して「収益性の面ではジェネリックメーカー4社の
ほうが上回っている」と分析したうえで、「限界の一歩手前に来ている」と懸
念を示した。今後の生き残り策として「大胆な戦略構築、自社新薬依存からの
脱却が必要」と述べ、「Research&Development」から、米フォレスト・ラボ
ラトリーズやKOSファーマのような「License&Development」に転換する選択
肢もあると語った。

三好氏は、国内中堅製薬企業7社(科研、持田、杏林、キッセイ、ゼリア、日
本新薬、日研化学)の過去10年間の収益変動(平均値)を分析した結果を紹介。
05年度の業績を見ると、10年前に比べ、売上高はゼロ成長(578億円→618億円)
の中で、売上総利益も低下(350億円→346億円)し、営業利益は32%低下(70
億円→48億円)したと紹介。「売上高が伸びない中で販売促進費を削って、研
究開発費を捻出している状況」と分析した。

対照的にジェネリックメーカー4社(沢井、東和、ケミファ、日医工)の過去
10年間の収益変動を見ると、「95年度から2000年度までは売上高も営業利益も
減少していたが、00年度から5年間は、売上高(165億円→239億円)、営業利
益(14億円→27億円)ともに成長を遂げている」とし、「収益性の面から言う
と、既にジェネリックメーカーのほうが中堅企業よりも上回っている」と話し
た。

新薬の上市状況を見ても、中堅製薬企業11社では「96年を境にパタリと自社創
製品が出なくなった。05年までに大鵬薬品のTS1、協和発酵のアレロック、杏
林製薬のガチフロキサシン、大正富山医薬品のパシル、キッセイ薬品のグルフ
ァストの5品目しか発売されていない」とし、開発が進んでいないとした。
「承認申請中やフェーズ3の品目はあっても、せいぜい1社2品目程度。ゼロ
の会社もある」と問題点を指摘。

三好氏は「これらの企業の経営状況を見ると、収益状況は猶予がなくはないが、
限界の一歩手前に来ている。一発新薬が当たればという可能性は限りなく低下
している」と語った。中堅企業では選択と集中(創薬領域)や収益多様化(ラ
イセンシング、GE積極化)の方策も一部みられるが「スピードに欠ける」と問
題視。

さらに「基本的にはみな同じビジネスモデルであり、誰もまだ経営大変革を実
践しようとしていない」と苦言を呈し、大胆な経営戦略構築を行うことを提案。
▽落穂拾い(他社品のライセンスインでポートフォリオを補っていく)▽ニッ
チへの大転換▽顧客密着型(多様化するユーザーへの対応)▽パワージェネリ
ック(思い切ったジェネリック事業の推進)▽ディジーズ・マネジメント(診
断薬や検査薬も薬剤と併せて開発する)――の5つの選択肢を挙げた。
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