バイオベンチャー創業記 割引率

スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


haruhicomをフォローしましょう

割引率

  • 2006/05/17(水) 21:56:38

驚いた話がある。

N証券のマーケットリポートで
昨日書いた記事のそーせいのものがあるのだが

そーせいの株価を割り出すにあたって
将来収益から割引率を使って
その価格を41万円が妥当としている。

知らない人のために、
割引率というのはこうだ。

今の100万円は
利率10%の投資であれば110万円になる。
そうするとその投資においては
来年の110万円=今年の100万円
となる。
同様に再来年の121万円=今年の100万円
となる。

そーせいの収益は2015年までに累積169億円であり
それ以降に稼げると信じるお金が527億円であるとされている。
つまり700億円を生み出すニワトリだとされている。
これは「見解」の問題なのであまりコメントしない。

問題は
「そーせいにいったいどのぐらいの利率でお金を預けるか?」
という話である。


N証券はある根拠によってこれを6%としていた。
つまり収入が立つと考える700億円を年毎に
それぞれ利率^年数で割ると312億円になり
これを一株あたりに直すと41万円となると考えた。

先日のSOU-001の中断を受けて
さすがに6%はどうかということで8.3%に引き上げた。

皆さんがご存知のように
金利はリスクが高い人あるいは案件においては高くなる。
必ず返してくれると信じている友達に貸す場合と
よく踏み倒す知り合いに貸す場合では
利率は変えてしかるべきである。
(だからサラ金は金利が高い)

そーせいを例に出して申し訳ないが
これは創薬ベンチャーの代表例として出しているだけである。
皆さんは利率8.3%で創薬ベンチャーにお金を貸しますか?


haruhicomをフォローしましょう

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

うーん、どう考えても桁違いに低すぎる気がしますね。
創薬分野における成功確率(パイプライン段階の研究材料が、各種の段階を経て薬として認定されて販売される段階に至る確率)がどのくらいかによりますが、たとえばポートフォリオ全体の成功確率が50%ぐらいだとするならば、ざっくりいってそれらポートフォリオを取り扱う企業のリスクも50%と見ていいんではないでしょうか。。。

上記推論が正しいとすると、その会社の評価額、ひいては株価は大幅に見直される可能性がありますね。

  • 投稿者: キャピタリスト
  • 2006/05/18(木) 02:33:17
  • [編集]

おっしゃるとおりです。

30-50%が適当だと考えます。

いくら今はリスクフリーレートがゼロに近くても
この業種のリスクはレイトステージおよび販売に主眼をおく製薬会社のそれに比べて高くあるべきで、従って製薬会社の5-15%と同程度というのはありえないと思います。

  • 投稿者: はる
  • 2006/05/18(木) 02:44:19
  • [編集]

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。