バイオベンチャー創業記 Seattle Geneticsが突撃する

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Seattle Geneticsが突撃する

  • 2009/02/02(月) 18:05:49

Seattle Genetics(SGN)がPublic Offeringをやるらしい。
InitialではなくSecondaryのOfferingである。

SGN

Seattle Genetics Announces Pricing of Common Stock Offering

予定では$55.8Mを
発行済み株式数79百万株の7%強の5.7百万株の発行で
調達するというのだ。

また同時に約1百万株をBaker Brothers Life Sciences, L.Pに
第三者割当増資を行う。


今年はそのような増資はまだ1件もないし
昨年は業界全体でもたった$414MのFollow-on増資しか為されていないので
1社で$55.8Mというのは現状では驚異的なチャレンジといえる。

SGNの2007年末には100億円あったCash+流動資産は
2008の第3四半期の10Qによるとまだ
そのまま100億円程度あるので
キャッシュで困窮している風ではない。
しかし1四半期で約30億円のランニングコストがかかっている現状と
予定されるSGN-30などのパイプラインの
来るべき臨床試験の費用を考えると
ここで調達をしておこうということになったのだと考える。

しかしこのご時勢であるので
いったんコストを絞って
回復をするのを待つというのも選択肢ではあったと思うのだが
SGNは開発も調達も緩めないという戦略をとったということだ。

29日のBioWorldTodayのニュースのタイトルは
Seattle Genetics Braves Public Market to Price $55.8M Offering
となっており
記事も

The company isn’t raising the money through a private
placement, or a registered direct offering, or a convertible
note offering, or a warrant deal, or a loan, or a committed
equity financing facility, or even a royalty sale. Seattle
Genetics is conducting an underwritten, follow-on, public
offering of common stock.

と普通株による公募増資ってのは本気かよという論調だが
株価の推移を見てみると
28日の発表の時点では$10程度であったが
そこから微増している。
7%の希薄化がおこることを考慮に入れると
増資は株主にはおおむね好意的に受け入れられているということだ。

SGNは抗体医薬の臨床ステージのパイプラインを複数もち
Genentechなどと大きなマイルストーンの契約を持っているので
開発失敗リスクはあるものの
いい「形」の会社に見える。

この増資がうまくいくとなると
マイルストーンが見えていて
期待が持てるなら
マーケットがどんなに悪くても調達できるという
後進の希望になると考える。

ぜひがんばってほしい。
米国時間の2日にclosingが予定されている。
幹事はUBSである。


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