バイオベンチャー創業記 吸入型インスリン全面撤退

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吸入型インスリン全面撤退

  • 2008/03/10(月) 00:00:01

LillyがAlkemesの吸引型インスリン剤の共同開発契約をterminateしました。

これに先立ちpfizerもNektarと開発したExuberaの販売
Novo NordiskもAradigmとのAERx iDMSに関する開発を止めています。
主だったところで残っているのはMannkindのTechnosphere@PhIIIだけとなりました。

吸入型インスリンは
注射剤に比べて患者さん自らが投与を行えるという
おおきなベネフィットがあると思われて
数社が開発に突っ込んだわけですが
思いの他にマーケットが小さいことが判明し
開発は順調であるにも関わらず
撤退が相次ぐという結果になりました。

ちなみにMannKindは
「それでも開発は続ける」というプレスリリースを出しています。


しかし本件に絡んだ「手切れ金」が実は結構見逃せない話で
Nektarはpfizerから$135M(140億円)の手切れ金を獲得し
おかしくなっていた財務状況を救う結果になりました。

Alkemisもおそらく$90-120Mの手切れ金をもらえるという話で
一時的にですが財務は潤うことになりそうです。
こういう条項をちゃんと盛り込んでおくあたりが
バイオテック企業の契約としては
抜け目の無いところなんでしょうね。

しかしマーケットというのは分からない物です。
大手製薬会社でも見誤るぐらいですから。


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