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ブランドの力
- 2007/10/08(月) 15:18:44
故あって今ロンドンです。
ここへやってくるのに当初直接日本から向かうことを計画したのですが
他の用事の都合で
日本→アメリカ→ロンドン→???→ロンドン→アメリカ→日本
というあほみたいな日程になってしまいました。
もう一つの理由は航空運賃で
当初
日本→ロンドン→???→ロンドン→アメリカ→日本
という世界一周コースで取ろうとしたら
10日以上なら世界一周チケットで30万円
それ以内の日程だとエコノミーで70万円!といわれて
こりゃコスト的にもちょっとねということになりました。
で、先のコースにするとなんと20万円台になりました。
とにかく日本からのヨーロッパ便はぼったくりのように高いです。
今回アメリカからロンドンはヴァージン・アトランティックです。
当社の私以上に「シブチン」な取締役が
アメリカからのヨーロッパ便が安くなったのは
ヴァージンが入ってきてからだと言っていました。
あと、ひと月前にこの本↓を読んだのもきっかけです。
これはヴァージングループ総裁のリチャード・ブランソン氏の自叙伝ですが
ヴァージン・レコード(ショップ)から始まって
音楽制作会社
ついには航空会社に至るまで
ハチャメチャな一代記です。
イギリスでもヴァージンというのは
イケてるブランドですが
乗ってみるとフライトもなかなかイケています。
機材はボーイングなので他と変わらないのですが
シートはヴァージンのグループカラーである赤と紫に統一されて
またシートテレビやコントローラーは少しカッコいいアレンジがされています。
このフライトはなかなか勉強になりました。
シートTVプログラムにはトヨタのレクサスのCMが入っていたり
あとエコノミーでも洗面セットが入っていたりするのですが
上手いことにスポンサーを入れて
多分ヴァージンにとってもタダより安く上がっていると思います。
またスタッフも小奇麗で少しカッコいいアテンダントが多く
アメリカのUのつくどこぞやの航空会社とはだいぶ違います。
また接客態度もなかなか良くて
日本の航空会社まで「丁寧」ではないですが
全くやな感じはしません。
なんというかヴァージンのメンバーであることに
ちょっと誇りを感じているというか
一員であるからその顔でもあることを理解しているという感じです。
つまりブランドに対する共感のようなものを
社員や顧客やスポンサーに上手に構築できているので
コストをうまく下げられたりすることをはじめとして
あらゆることがプラスに回っているのです。

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