バイオベンチャー創業記 成熟産業

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成熟産業

  • 2007/03/15(木) 23:21:01

今日シリコンバレーのあるベンチャーキャピタリストと話をする機会がありました。
氏はいくつものバイオテック企業での成功を経て
現在はバイオ関連VCのパートナーです。

その氏をして言わしめるのは
バイオテックは成熟産業であるということでした。

直感的な理由としては
優秀な人が業界に溢れているということです。
どこを見てもPhDやMBAばかりで
これは産業として成熟しているので
優秀な人が高い報酬が取れるという理由で
群がっているからだと
氏はいうのでした。
成長産業というのは
もっと有象無象が入り乱れていて
混沌としているもので
氏がバイオテックに入った80年代は
そういう時代であったということでした。

また一方でGDPの15%近くを締めるようになった医療費が
今後も増加をしていくことが
果たして健全であるかというマクロな議論があり
おそらく大きな成長を見込める余地は無いだろう
という観点からもそう考えられるとの事です。

また業界を見渡しても
高血圧の薬をはじめとして
そこそこの成果は既に上がっており
また僅かにしか延命をしえない抗がん剤の
薬価とのバランスの議論もあり
喘息や一部の難治疾患を除くと
高いUnmet Needsのある領域は
少なくなってきているというのも
ファクトとしてあるわけです。

またキャピタリストとしての視点から見ても
リターン率は著しく悪化していて
VCの領域ではなくなっているとのことでした。

そうは言いながらも
医師としてのバックグラウンドのゆえんもあって
氏はバイオベンチャー投資を続けています。
私もこうしてバイオベンチャーに身をおいています。
面白いんでしょうね、結局。


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