バイオベンチャー創業記 従業員は何人?

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従業員は何人?

  • 2007/01/26(金) 12:13:29

よく「従業員は何人ですか?」と聞かれます。

これは私たちの会社においては実は難しい質問になっています。
なぜならパートタイムの社員が多いからです。
またこれは我々が開発拠点を米国としたことに影響を受けています。

米国、とくにカリフォルニア州においてはパートタイムワーカーがたくさんいます。
「コンサルタント」という肩書きで仕事をされているケースが多いのですが
日本で言うとコンサルタントというよりはフリーランサーみたいなものに近い存在で
PFドラッカー氏の言うところの「ナレッジワーカー
あるいは渡辺千賀氏の言うところのヒューマン2.0的な仕事をする人たちです。
専門性の高い仕事を(これはむしろ必要条件のようになりますが)、
組織に所属しない形で、結果的に管理業務を行わないでする人たちです。

 参考
 ピーター F ドラッカー 「プロフェッショナルの条件」
 渡辺千賀さん 「ヒューマン2.0」
 アルビン トフラー 「富の未来」



経歴としてはだいたい製薬企業やバイオテック企業で10年以上の経験を経て
独立した人が多いです。
そういった人が何人かあつまって会社組織にしているようなところもあります。

フィーはといえばさまざまですが$100-$400/hrぐらいが相場で
時間単価としてはかなり高いのですが
仕事の中には正社員として全部の時間がいらないような仕事も多いので
上手に使うとトータルコストは圧倒的に下がります。
また健康保険(アメリカでは馬鹿みたいに高い)などの負担もないので
そういう意味ではリーズナブルだと考えます。

当社でもHR関連や開発でもCMC業務などでコンサルタントを使っています。
かれらは「仕事人」なので
結構きっちりアウトプットを出してくれるケースが多いです。
そうでないと自分たちのreputationに響いて
最終的には仕事がなくなってしまうので。。。
そういう意味では結構厳しい仕事です。

なんでそういった人たちがコンサルタントになるかというと
儲かるからというよりは時間を自由に使いたいというのが多いようで
知っているコンサルタントの中には冬はスキーのために山篭りをするので
とても会社員には戻れないという人もいます。
その人はPCとネットワークと携帯で仕事を山でしています。
春になると運がよければ顔を拝めることもありますが
たいていは電話とメールでしかコミュニケーションをしません。

このように仕事の仕方にしても就業のしかたにしても
ONとOFFがはっきりしているというのがナレッジワーカーの働き方で
OFFを織り込んだ給料体系になっているので
従業員の給料も日本や米国のその他の地域に比べて結構割高になっています。
ただ、代わりにリストラなんかに対する耐性はかなりたかく
「あ、そう」って感じでみんな辞めていきます。
能力があればどこでもしごとがあるからです。

一方でこういったloyaltyの無い人を
どのようにマネジメントするかは大いなる課題で
かれらは会社よりもむしろ仕事やキャリアに忠誠心を持っているので
そこと上手く折り合いをつけて
「マネジメントする」というよりは「一緒に働く」という感じで
やって行くことが肝要なんだと思います。

なんだか「包丁いいぽーーーん、さらしにまあいいてーー」って
感じですね。


ちなみに200記事目到達です。
これからもよろしくお願いします。


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