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Vaccine, a hot spot
- 2006/11/08(水) 07:24:44
Vaccineは一昔前には斜陽でしたが
バイオテックにおいていまやhot spotになりつつあります。
これにはいくつかの理由があるのですが
1. かつて問題だった点が技術的に解消されつつあること
2. そうしたときに高い利益率が実現できること
3. そして現にワクチンビジネスが2桁成長というバイオテックの中でも比較的高い成長率を見せていること
があげられると思います。
今回のBio-Euroにおいても複数のワクチン技術の会社が発表を行いました。
Bionor Immuno ASは
DCに取り込まれてClass IやClass IIに提示される抗原ペプチドを予測する技術により
(実はたいしたことは無くDCのProteaseを知っているだけ)
DC therapyと似た効果をPeptideとDelivery技術によって実現します。
Pevion BiotechはVirosomeというvirusの膜をそのままdeliveryに使う技術で
Virusのターゲットになる細胞にそのまま抗原を送り込んだり
薬を送り込んだりできるので
効率がよくなるという面白い技術を持っています。
OXXONはHi-8™ PrimeBoostというvirus vectorに対象となる抗原を載せて
抗原に対するT細胞を増やして癌などをやっつけてしまおうという技術です。
まあ、いろいろ考えますねという感じです。
我々REGiMMUNEの技術はこれらとは逆に
抗原に対する免疫反応を抑制する技術で
reVax(reverse vaccineation:逆ワクチン)といいます。
スギ抗原などの外来抗原に対する反応や
多発性硬化症やリウマチなどの内因性の抗原に対する過剰な反応を抑制します。
今回のカンファレンスでもアーリーステージではありますが
非常に良い感触をもって受け入れられていると思います。
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