バイオベンチャー創業記 創薬系バイオベンチャーの上場(2)

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創薬系バイオベンチャーの上場(2)

  • 2006/02/08(水) 19:17:05

創薬系バイオベンチャーが公開を前提としなければならない理由は何か?

最大の理由は、創業から事業が黒字化するまでの期間が長く、
投資額が大きいことである。データにより数字は異なるが、
一つの新薬の開発には7~15年、100~300億円かかる。
さらに、成功確率(リサーチ段階から見て上市される
ものの割合)も1/1000以下と低い。

これだけ聞くとビジネスとして成り立たない印象を持つかも
しれない。しかし、ニーズのある薬を上市できれば売上は大
きなものとなる。例えば国内売上第1位の医薬品は1,035億円
であり、100位でも88億円に達する(2005年3月期決算)。

つまり超先行投資型ハイリスク・ハイリターンビジネスなのである。

このパターンの場合、資金を借入で調達することはできず、
投資を募ることになる。出資者はベンチャーキャピタルが
中心となっている。(製薬企業が戦略的投資を行う場合も
あるが、スタートアップ段階で大きなポーションを持って
いる例は少ない。)ベンチャーキャピタルの投資は、エグ
ジットが前提となっており、彼らから見てエグジットとし
て受け入れられやすい絵が上場なのである。

こうして自己資金または借入で賄えない資金を必要とする
創薬系バイオベンチャーは、上場を前提にスタートするこ
とになる。

ここまではベンチャーにとっては、当たり前の話が多かっ
たかもしれない。次回は上場のタイミングについて、書き
たいと思う。

by Y


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この記事に対するコメント

そう、他の業種の場合、
事業拡大のための資金調達という前提だけれど
バイオに限ってはそのまま前に進むだけでも
追加投資が必要になりますね。
事業が進めば進むほど投資額が大きくなるという
事業の特殊性のせいですね。

by G13

  • 投稿者: No name
  • 2006/02/09(木) 01:52:20
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