バイオベンチャー創業記 2011年01月

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機会の1年

  • 2011/01/01(土) 00:00:01

2010年はバイオベンチャーにとって明らかに転換点を乗り越えた1年であったと思う。

選別がぐっと進んだ感がある。

Last decadeの遺物が一掃されつつあることを目の当たりにした。
2000年から始まったバイオバブルで生み出されたBVに粛正の嵐が吹き荒れ
いまだにLiving Deadはいるものの、真の生き残りは僅かになった。

そしてその後に続いた第2世代から新しい芽が
誰の目からも明らかな確かな成長を遂げた。
これは第一世代の遂げられなかったファンダメンタルな成長を伴っていることが特徴である。

その土壌が劣化をしたことを踏まえると
これは画期的なマイルストーンと言わざるを得ない。
誰も肥料を撒かなかった枯れ野に自生したからである。

どうだろう、振り返ってみて
ここに資本や規制緩和と言う名の肥料を足せていたとするならば
どれだけその成長を助けられ
また自らが潤うことが出来ていたか。
それは単なる個別案件から生まれるリターンではない
その畑に対する期待を醸成できていた筈である。

BV側ももっと出来ることはあったかもしれない。
より陽の光を浴びられるように
もっと可能性を模索すべく
あらゆるオプションを検討したり
そのオプションを実現するために全力を尽くせていなかったかもしれない。

バイオベンチャービジネスはまさに植物の成長とのアナロジーである。
途中で潰える事を前提に沢山の種を蒔き
肥料や水をやり
時には不要な芽を間引いたり
大規模な開墾や灌漑を行って環境整備を行うことも大事である。
場合によってはビニールハウスを作り特殊な育成環境を作ることも大事である。
これは試行錯誤のプロセスで有りながら
成功している畑に学び秘訣を学んだり
環境に合わせてそれをアレンジしたり
試験栽培をしたりという
戦略的な要素を多分に含んでいる。

2011年はこの成功の萌芽を
全体としての成長に繋げていく「機会の年」だと思う。
辛抱強く畑に出て仕事をしてやらなくてはいけないだろう。
泥臭い仕事を厭おうようではきっといけない。
でも実りに向けての期待に満ちた努力である。
だから今年は諦めないように訴えたい。
みんなで死力を尽くしての努力が必要だ。
そうすればきっと最初の小さな成功が生まれるに違いない。

そして次の芽を作ろうという人も準備を忘れてはいけない。
豊作の翌年が休耕田というのはいかにももったいない。


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