バイオベンチャー創業記 2009年08月

スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


haruhicomをフォローしましょう

日経産業新聞:レグイミューン、骨髄移植の免疫抑制剤、年内にも米治験――早期販売狙う。

  • 2009/08/28(金) 20:00:01

本日の日経産業新聞に当社記事が掲載されております。


haruhicomをフォローしましょう
スポンサーサイト

CanBas上場へ、しかし武田さん。。。

  • 2009/08/27(木) 16:00:00

久しぶりの創薬ベンチャーとしてCanBasに上場承認が下りていましたが
今日仮条件が決定して1900-2100円となりましたね。
中央値の2000円を取った場合株式数と合わせると
プレで43.3億円、ポストで最小56最大58億円の上場ということでしょうか。
先のテラがプレ31、ポスト34億円で公開していますから
もう少し大きい時価総額となりました。
(モデルが違うので比べること自体ナンセンスですが)

証券会社の方が先日目論見書を持ってきてくださったのですが
驚いたのは武田薬品と結んだCanBasの主要契約で
CBP501のライセンス契約のアップフロントが1185.5万円!?
株式発行で2.2億円が同時に払い込まれていますが
それまでにかかった費用を回収するには程遠い額でびっくりしました。
マイルストーンはバックアップ化合物をいれても20億円ちょっと。

証券会社のみなさんも時価総額つくるのに相当苦労されたと思います。
だって割引率0でも501だけだと20億そこそこになってしまいますから。

んー、武田さんちょっと日本の会社に渋くないですか?
日本のバイオ業界を活性化しておいたほうが
巡り巡っていいリターンが得られると思うのですが。。。


haruhicomをフォローしましょう

東海地震と黒い白鳥

  • 2009/08/13(木) 00:00:01

私は静岡県の浜松というところで育ちましたが
小さいころから東海地震は警戒されていて
ずいぶん熱心に避難訓練がされていました。
今回の地震でも結構な被害であったようですが
それでもまだホンモノではないそうで
いったいどんな恐ろしいことがおこるのか考えると心配な話です。

ちなみに中学校の時は富士山が爆発するという予言があり
9月のある日にずっと学校のまどから富士山をながめていましたが
結局何も起こりませんでした。
でもいまだに富士山は旧火山であって
何百年かに1度は確実に噴火するわけなので
これも警戒を怠ってはいけないリスクの1つです。

一方で100年に1度とやらの経済危機はやってきて
経済はトンデモ状態にあるわけですが
どうも銀行や投資銀行などのリスク対策は
その従業員への動機付けの方向性のせいで
そういうことはおこらないという前提で設計がなされていて
ぶっ飛ぶたんびに国に泣きつくという
アップサイドに積極&ダウンサイドは土下座戦略
をとっているようです。
それが機能しているところが怖いのですが。。。


最近読んだ本の中でとんでもなく面白かったのが「ブラック・スワン」
目からウロコどころか目が飛び出るぐらい頭をブン殴られる感じです。



黒い白鳥がいるなんて
オーストラリアでそれを見るまでは
ヨーロッパの人は信じていなかった話ですが
実際に目の当たりにしてみると
「これはOutlierだ」と言ってみるあたりに
人間のリスクに対する認識の甘さというよりは
本能的な弱さがあると指摘します。

仮に100年に1度にしても
起こりうるのであればそこまで含めてリスクマネージしなければならないわけですが
ヒトは受動的なネガティブリスクに対しては過小評価をし
宝くじのようにそれこそ当たらないはずの能動的なポジティブリスクには
過大評価を与えるというのは指摘の通りだと思います。


本によれば経済危機にしても地震にしても
一旦それが起こると
備えを十分にしてこなかったことを棚にあげ
政府のせいにしたり
政府が十分な対策や復興をしないことを責めてしまうのは
どうも人間の性であるようですが
泣きつく相手のないリスクもあるわけで
あらためて準備を怠ってはいけないと地震に思うのでした。


ちなみに蛇足ですが
東京に地震がきたらという小説です。
出てくる都知事が誰かを彷彿とさせます。

娯楽として楽しめるレベルです。

ちなみにこちらはブラックスワンよりももっと簡単に
エッセンスに近づける本だと思います。
強力プッシュ


haruhicomをフォローしましょう

メディコンバレーにあって日本にないもの

  • 2009/08/10(月) 00:00:01

メディコンバレー(Medicon Valley)というのは
サンフランシスコベイエリアをSilicon Valleyと呼ぶのを文字ってつけた地名で
地理的にはデンマークのコペンハーゲン地域とスウェーデン南端部のスコーネ地域を併せた地
方を指します。
1996 年にコペンハーゲンキャパシティー(コペンハーゲンへの投資促進を支援するNPO)と
スコーネ地方通商産業局によって命名され、
バイオ・医療関連の産業・技術を育成していくことを目指したわけですが
その発展は目覚ましくシンガポールなどと並んで官製バイオクラスターの成功例として知られています。

ちょっと前にCopCapの日本の担当者と話をしていて
なんでMedicon Valleyはあんなにうまくいって
日本はこんななんだという話をしていたのですが
彼が言うには理由はこんなところだと思うそうです。

1. 政府の気合が違う
2.フラットな人間気質がイノベーションに合った
3.Risk Takerが日本より多い

1の議論は機会を別にするとして
2、3の議論は興味深いところです。
彼は(とある教授黒川清氏(本日確認しました)の引用だと断って)こういうのです。

これまでの自動車産業とか電器産業はSequentialな(連続な)産業だったのが
それに比べてITやバイオは不連続な産業としての特徴をもつ
すこし私自身の考察を加えてみると
こんな対比でしょうか。

carbio

このような自分たちの持たない知識やリソースを組み合わせて
新しいパッケージ、パラダイムを作っていくことが求められているような産業は
その時にフラットな人間関係、コミュニケーションが成立ないと
ドラスティックなイノベーションが阻害されてしまうというのです。

先のフラットな人間関係に関して彼が言うのは
医師や大学の先生はプロフェッショナルとして高く評価されているものの
決して職業の貴賤を評価されているものではないということで
産学の連携に関しても
産が学にへりくだるような関係はないそうです。

確かに儒教文化を背景とした目上を敬う文化も
昨今の風潮を見るにつけ残していく必要を大いに感じる一方で
権威主義のような間違った人的関係を改善しない限り
イノベーティブな産業は育っていかないのかも知れません。



haruhicomをフォローしましょう

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。