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移植拒絶抑制の臨床試験に向けて
開発は順調に進んでいるが 動物試験のかなり初期の頃に まさかこんなにいい結果になると思っていなかったわが社のO君が 「薬剤投与群のマウスが100日以上生存できたらチーズケーキをおごる」 と宣言して 果たしてついに100日を越えることになった。 試験をした本人は 生きてくれと死んでくれの気持ちが複雑に交錯する中で マウスを見てきたので恐らく最もニュートラルな立場にあったと思うが ケーキを買う羽目になっても なんだか嬉しそうである。 しかし試験を本格的に始めてからそんなにたっていないが ここまでのデータが出るのは奇跡に近い。 O君と一緒に働くAさんは 「サイエンスの試験って案外上手くいくものね」 といっているが 過去の経験から言えば失敗するのが8−9割で こんなに上手くいくのはありえない。 これでサイエンスが楽なものだと勘違いをすると 後のサイエンティスト人生で苦労するだろうな。 まあ薬剤の筋がいいということだと思う。 |
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