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バイオベンチャー創業記 2008年03月21日

シリコンバレーでの生き方

  • 2008/03/21(金) 11:19:28

日本でもあることだが
シリコンバレーにはバイオ業界の人が集う各種のネットワーキング会がよくあって
昨日は夕方からサンフランシスコ空港の近くまでちょっと遠出。

1時間ぐらいワインを片手に立ち話をして
1時間ぐらいテーブルで食事をしながら(アメリカの飯なので不味い)話をして
そのあと1時間ぐらい呼ばれたスピーカーによる講演とディスカッション
というのが式次第。

用事と渋滞のせいで食事からの参加だったが
テーブルの一人がアントレプレナーで
何でも子供の精神疾患用の診断方法を開発しているという話をぶっていた。

どう考えても上手くいきそうに無い荒唐無稽な話で
おいおいという感じなのだが
やたらと楽しそうにピッチをする。

ただこういう輩は日本ではありえないぐらいこの辺では多い。
どこへ行ってもとりあえず自分のやっている仕事は
得体の知れない仕事であっても
それぞれに一言もっていて
とりあえず話だけなら誰でもそれなりに出来る。

成功するするためには
もちょっと頭を働かせて現実的なプランを書く必要があるのだろうが
こういった狩猟民族的な勢いには
勉強になるところも大きい。
シリコンバレーは多分アメリカのほかのどこの地域よりも
こういったentrepreneurialな人種の割合は多い気がする。

ちなみに講演のスピーカーは
とあるバイオ系の有名VCのパートナーで
VCの仕事はという話だった。
本題はさておいて
その人の8歳の娘の定義によると

1. 学校に行かなくていい
2. 飛行機でよくあちこちに行く
3. ときどき仕事といって野球を見に行く
4. 何にもしていないようなのに沢山お金を稼いでくる
5. 夜遅くまでなんかをしている。
6. とにかく電話が大好きで片時もはなさない
なんだそうだ。

ちなみに本人の定義によると「恐竜の化石ハンター」みたいなもんだそうだ。
地表にかけらのようなものを露出させている一部をみつけて
やがてやがては全身像を作るプロセスだと。
したがって埋もれていないものは
発掘することは出来ないのだと。

まじめなバリュエーションの話や
最近のトレンドの話もあったが
それはまたそのうちに。


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