バイオベンチャー創業記 2007年08月

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サブプライム

  • 2007/08/31(金) 18:42:30

少し前から巷をにぎわすキーワードですね。

現在サブプライムだけが問題視されていますが
「プライム」にも問題が本当は波及しているはずだと私は感じています。
なぜなら引き金である住宅価格の上昇率の頭打ちは共通の環境であり
また借り手のポピュレーションというのは
多少の特異点はあるものの
サブプライムからプライムへと基本的に連続だからです。

サブプライムが問題化した背景には
アメリカの住宅の価格上昇が頭打ちになって
住宅およびその値上がり益を担保として融資を受け
ほとんど頭金なしで住宅を購入している購買行動にあります。
これはサブプライムのポピュレーションだけではなく
実際にかつての同僚で住宅投資をしていた人は非常にたくさんいました。
またそれは実需に基づいた居住用不動産への投資だけではなく
遠隔地の土地や家を投資目的で購入していた人も結構います。
住宅価格が頭打ちになったことで
こういったものの一部も明らかに剥げ落ちているはずで
サブプライムがプライムに波及するのも時間の問題だと感じるところがあります。

こうした投資行動を後押ししたのは低金利で調達できる資金で
日本のゼロ(に近い)金利に調達された資金が
キャリーなどを通じて世界中の資金の出し手にベネフィットを与えてきたことは間違いないと思います。
ゼロ金利の場合、高金利の条件に比べて
正当化される投資、融資が多くなり
判断が甘くなることが多いはずです。
特に証券化されてゼロサムではないように加工されたリスクの場合
ゼロ金利で調達した資金の投資先としては極めて魅力的に見えてしまうと考えます。
しかも借りて海外投資をすればするほど外貨を買うことになり
円安誘導に向かい、返済する円貨は減少するという魔法までついてしまいます。
ただこうしたスパイラルはいったん崩れると逆向きのスパイラルになり
どこまでもどこまでも落ちていくことになります。

昨日、日銀の水野審議委員の会見がありましたが
金利の正常化は喫緊の課題だと思います。
ここまでグローバル化した世の中で
この国で借りると安くて、この国で借りると高いというのは変な話です。
日本でも東京と神奈川の県境をまたいでも
金利は変わらないですよね。
まだ経済域の障壁は残っているのは事実ですが
それは下がる方向の向かうのは自明だと思うのです。

バイオベンチャーが1社久しぶりに今日上場したことも重要ですが
サブプライム問題がプライムなど他に波及する前に火が消し止められるのか
それともカタストロフィーへと向かうのか
その方が私は気になるところです。


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バイオテロ

  • 2007/08/30(木) 16:37:34

ずっとブログをさぼっておりました。

主には暑さでバテテいたせいですが
もう一つはバイオテロにあったせいです。

大げさに書いておりますが
飛行機で隣に座ったおじさんに感染されて
喉風邪をしばらく引いていました。

10時間にわたりゲホゲホやったせいで
前後左右斜めを含めて8マスの乗客のうち
数人が飛行機を降りるときには咳をしてました。
閉鎖空間な飛行機だけに非常に危険です。

ちなみに隣のオジサンを挟んで反対にいたオジサンは
それを見るなりいきなり「My マスク」を取り出して
事なきを得ていたのでした。
慣れていますなー。


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社長が辞める

  • 2007/08/25(土) 00:40:02

最近バイオ業界ではちょっとした話題であるが
PDL PharmaのCEOであるMark McDadeが辞めるらしい。

簡単に言うと不正取引に関与していた疑いがあるということらしい。

参考
PDL BioPharma Press Release

法律事務所による調査の結果、
「クロ」という証拠は出てこなかったそうですが
怪しいのではないかということで
"personal reason"で辞職するという
見た目上円満解決の方法で首にするそうです。
どのみち取締役会も株主総会も"No!"ということなので
本人にとってもその方がよいんでしょうね。

社長も大臣も権限があるだけに
私服を肥やそうと思うとできちゃいますが
適切なチェック機構と
なんといっても誠実さが大事ですね。

戒めとしておくことにします。


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企業城下町

  • 2007/08/13(月) 15:02:32

今日はお盆で街が閑散としています。

我社のある田町は
博報堂、オンワード、三菱化学などがあって
朝は通勤客でごった返しているのですが
本日はそういった会社がお盆でお休みのためか
ガラガラです。

アメリカでも町が企業の活動に引きずられるのはよくある話で
昨日のBiospacelatimes(LA Times)の記事を引用して書かれていたものですが
Amgenの本社があるThousand Oaksもいま
心配に頭を抱えているそうです。

Thousand Oaksはカリフォルニア州のLAの北西にありますが
この人口12万人の町で
1万人ちかい雇用を抱えるAmgenは
なくてはならない会社です。

心配の種は
Amgenの利益の60%をたたき出すといわれているAranesp(darbepoetin alfa)
オーバードーズ(余分に投与)されると死亡率が高まるというFDAの警告によるものです。
(かなり、端折っていますので詳細はリンク先をどうぞ)

これによって先の4半期の売上は20%も落ちています。
ここ半年の株価も同じく20%程度下落しています。

Amgenでは15%ぐらいのダウンサイズをするらしいというのが
定説になっているようです。
仮にThousand Oaksが完全にAmgenに依存しているとすると
ダウンサイズで解雇される1200人余りに加えて
周辺の雇用が1万7000人近くなくなることになります。

ニュースでは車のディーラーが
「最近Amgenの社員でVOLVOのS70(400万円ぐらい)をキャンセルした
これはもしかしたら、ほんの序章に過ぎない」
と愚痴をこぼすところで締めくくられています。

どうなるんでしょうね。


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経済産業省のグラントに採択されました

  • 2007/08/09(木) 02:24:32

スギ花粉症の治療薬の開発プロジェクトが
経済産業省のグラント「地域新生コンソーシアム研究開発事業、地域新規産業創造技術開発費補助事業及び地域資源活用型研究開発事業」に採択されました。

ニュースリリースにつきましてはこちらをご覧ください。
Biospace

偶然にも競合のDynavaxのNIHグラントの獲得報告の直後だというのが面白いです。

NIHはやっぱり少し規模が大きいですが。。。


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新免許書の目論見

  • 2007/08/08(水) 12:30:39

免許書の更新が迫っていたので
先日書き換えを行ってまいりました。

無事故"無検挙"なので
ゴールド免許でして(えっへん)
8:30に更新センターに行って
9:30には終わったのですが
今回変わったのは
免許がIC免許証になったことです。

dr


見た目はあまり変わっていませんが
1つ違うのは本籍表示がなくなったことです。
ただ、これは移行措置で
そのうち名前や住所表示も記載されなくなるそうです。

理由は偽造防止とプライバシー保護のためとされていますが
話を聞いていると「おやっ」と思う点がありました。

どうもこれを読み取る機会の普及を目論んでいるようなのです。
つまり、現在はID代わりに免許証が広く使われていて
レンタルビデオの会員証を作ったり
いろんな場面で身分証明のために用いられます。
従って、従来通りに身分証明として使うためには
読み取り機を導入しなければならないのです。

他に写真付きのIDといえばパスポートですが
普及枚数は

免許証   7800万枚
パスポート 3500万冊

ですからやはり免許証の普及力はかなりだと思います。

また発行数を決める3大要素は

1.強制(取得、携帯の義務)
2.利益(保有による特典)
3.切替(更新のタイミングでの導入)

ですから
1、3においてやはり圧倒的な強みを持っています。
(クレジットカードは2と3ですね)

そうすると当然思うのは
このIC免許証をめぐる巨大利権で
表向きはプライバシー保護と言いながら
実際にはそちらが導入の本当の推進力になっているのではないかと思ってしまいますね。


参考:IC・ID カードの相互運用可能性の向上に係る基礎調査
行政分野でのICカードの利用事例にみるその役割と今後の活用
IC旅券(外務省)
運転免許統計(警察庁)
旅券統計(外務省)


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スタンプラリー協奏曲

  • 2007/08/06(月) 11:33:47

昨日はあの茹だるような暑さの中
ポケモンスタンプラリーに行ってまいりました。

pokemon


何でも10回目ということで
かなり続いている企画のようです。
かなり広い範囲にスタンプ台が散らばっていまして
とても1日で回りおせるような量ではありません。


家内より指令を受け
下の子(1歳10か月)を連れて常磐線エリアを攻めて来いということで
朝から出かけて行ったわけです。

まず、上野駅へ出まして
遠くを残してはいかんということで
最北の地、牛久を攻め落としに行きました。

スタンプの設置時間が
9時30分から4時までと決まっていますので
改札の外にあるスタンプを押して
すぐに戻って次の電車に乗らなくてはいけません。
如何にこのプロセスを最適化できるかが勝負ですから
電車の中にはすでに緊張状態があります。

上野から出る電車は快速で取手行でしたので
取手駅でいったん下車して
スタンプを押し、後続の各駅停車に飛び乗り牛久へ
牛久でスタンプを押すと
すぐに戻りの電車にのって天王台へ

abiko
安孫子駅

これが面白いのですが
母親やおじいちゃんおばあちゃんが連れているパーティーは
みんなで「スタンプラリー」をしましょうという
スタンスになっているのですが
お父さんがリーダーのパーティーは
ただの「競争」と化してしまうのです。

kitakashi
ずっと一緒だったパーティー
kitakashi2
スタンプ台

「おい、早くしろ」
「何をぐずぐずしているんだー」
と罵声が飛び交い、
他のパーティーを出し抜こうと
ホームでもダッシュを繰り返し
また時刻表チェックに余念がないわけです。

実際にスタンプラリーがあまり盛況なため
スタンプ待ちの列がかなり長く
次の電車に間に合わないケースも出てきます。
kashiwa
柏駅は長蛇の列

次の駅の階段は真ん中付近であるとか
噂が飛び交い
一斉に人々がそちらに動いてみたかと思うと
どうもガセらしい、本当は前よりだとか
ナビタイムなどのツールを使うチームが
本当のことを言ったり
ガセ情報を流したりと
情報戦でもあります

mabashi

前のお父さんは時間をチェック中

ヒドイ家族になると
子供はお母さんと遊びに行って
お父さんやおじいちゃんだけが
スタンプを押しに来ています。
(しかも近所の子供の分も併せてだったり。。。)
kitako


途中までは車内の面子はほぼ同じなのですが
午後を過ぎると最適時間から脱落するグループや
意表を突くコース選択に走るグループが出て
かなり先頭集団は絞り込まれてきます。

kitamatsu
北松戸駅

ほとんどお父さんの戦いになっているので
子供は逆にウンザリムードとなっていたりします。
またお母さんのなかにも
いうことをきかない子供とひどい暑さに
ヒステリーを起こすひとも出てきたりして
ラリーは殺伐とした焦土と化していくのでした。

kamamachi
金町駅はみどりの窓口のなかに台を置いたがためにたいへんなことに。。。

かくしてほとんど常磐線エリアを攻めて
最後にはなんと上野から高崎線に飛び乗り
4時の終戦を熊谷で迎えたのでした。

来週もやんなきゃダメなのかなー。
ピカチュー、夢に出てきそう。。。


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無料の時代

  • 2007/08/04(土) 18:00:43

毎朝都営線の三田駅で下車をして
JR田町駅を超えて会社へと向かうのですが
朝の田町駅は最近無料誌の配布の人がかなりおります。

無料マンガ「GAMBO
無料クーポン誌「ホットペッパー
などはいつも配っていますし
最近ではDVD誌まで出てきました。

あと「配り系」雑誌ではないですが
「駅置き系」で
R25やL25はそのハケ具合をみているだけでも
その人気の度合いはわかります。

確かに田町-三田駅はデータによると

浅草線が83,239人(2004年度)
三田線が76,386人(2004年度)

JR田町駅が145,240人(2006年度)

という有数の乗降客数を誇る駅ですから
その対象数は相当なものです。

(参考)首都圏駅別 一日の乗降客数ランキング

どの業者さんも段ボールを山積みでやっていますが
かなり捌いている感じです。

かつては無料誌というのは
宣伝だけの雑誌だったのですが
最近の傾向はコンテンツが主体になったり
広告とコンテンツのミックスになったりしていることですね。

雑誌は基本的に広告料収入と販売料収入で成り立っていますが、
中には広告収入の方が販売料収入を上回っているものもあります。
LEONなどは1冊あたりの広告料収入は2300円(!)になっているそうです。

そう考えると
無料化によって部数が増えると
その広告料収入によって販売料収入なんてなくても全然OKになりうるのでしょう。
ま、おそらくここまでの仮説は誰でも容易にたどりつくところでしょうが
やはりうまくいっている雑誌と
そうではない雑誌があるわけで
その差は何かというのが興味深いところになります。

おそらく雑誌によっては
無料化に向くようなコンテンツと
そうではないコンテンツがあるのだと思います。
R25に関して言えば
極めてライトなコンテンツであることが
成功の要因であるような気がします。
あの雑誌がたとえば同じ内容で
分量が10倍になっていて
定価が500円とかついていたら
やっぱり人は買わないと思います。
無料になっていて
電車に乗っている間に読み切れる量だから
あの人気になっていると思います。

また逆に有料の雑誌で
無料化したら逆に売れないものもあるでしょう。
おそらくLEONは無料誌には成り得なそうな気がします。

そういう意味では無料化によって
リーチのためのバリアーを乗り越えるだけでなく
消費行動を有料の時と根本的にかえるのでしょう。
おそらくよりチャレンジングな選択へ
人を向かわせるはずだと考えます。

現在成功している無料誌も
おそらくいろんな形でトライをして
現在の繁栄があるのだと思いますね。


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