バイオベンチャー創業記 2007年07月

スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


haruhicomをフォローしましょう

いや、真っ直ぐだ。

  • 2007/07/31(火) 23:53:13



日経オンラインに連載中で、以前にもご紹介いたしましたが
ワタミの社長の渡邉美樹氏の著書です。

非常に感銘を受けます。

会社の在り方に関しては
アプローチはまったく異なりますが
↓この本と同じことを言っています。


また「お客様」のための行動こそが
組織の目標であり
そのための競争が
組織を強くすると説きます。

書かれていることはいちち腑に落ちるし
氏は実行力を伴っているだけに
その辺の評論家よりよっぽど説得力がある。
必読。


haruhicomをフォローしましょう
スポンサーサイト

GNI (ジーエヌアイ)

  • 2007/07/31(火) 21:54:28

GNI上場承認ですね。

しかしまたもやダウンラウンド上場

有価証券報告書によると
前回の増資でEvolution Capital Management LLCに220円で第三者割当増資をして
今回想定公開価格が130円ですから
また幹事証券会社さんが
ガツーーンとやったようです。

しかもオーバーアロットメント枠も結構あります。

公募株式数           :1000万株
売り出し株式数        :366万2000株
オーバーアロットメント上限 :204万9000株

まあ、この状況だとリスクヘッジしたくなる気持ちも分かります。

とりあえずマーケットにとって重要なのは上場後の株価ですから
そのあと騰がってくれることを期待します。
でもIBLのケースを見ていると
証券会社がヘッジするために叩いた株価が
マーケットにさらに叩かれて
せっかく証券会社が頑張った分が
まったく無視されたりもしているので
果たしてどうなるかは気になるところです。



そういえば昼過ぎに証券会社のOさんから電話があって

 「SOの発行はあんまり細かくやらないほうがいいですよ」

と教えてもらったとろでしたが、
GNIの有報を先ほどザーッと眺めていたら
何度も細かく増資をしたり
SOを出していたりしているんですね。

 なんだ、別にいいんじゃん。

でも非常に見難い有報となっていました。
70-80%が増資関連の情報になってしまっていました。
(それでダメだといったのかな)



ちなみにOさんは

 「そろそろ上場するとこないですか?」

という私の向けた水にも

 「年内にもう数社出るんじゃないですか?」

とシラを切っていました。
今日出たじゃん!!!
口の堅い社員の鏡ってことか。


haruhicomをフォローしましょう

Merck inks NovaCardia acquisiton

  • 2007/07/27(金) 09:56:39

Merckが心疾患薬を開発するNovaCardiaを買収します。

novacardia


なんてこと無いLate stageの会社の買収なんですが
NovaCardiaのKW-3902というphIIIのリードプログラムは
うっ血性心不全の治療薬で
もともと協和発酵で開発されたものなのです。

KW-3902はアデノシンA1受容体アンタゴニスト[8-(noradamantan-3-yl)-1,3-dipropylxanthine]で
そもそもは利尿薬として1990年前半開発された物です。
キサンチン系のと非キサンチン系のがあるうちの前者で
A1>A2の選択性がかなりある結構面白い化合物だったのですが
他の薬剤に先を越され、埋没していたのです。

これをdomain associatesのpartnerであるDr. Eckard Weberが見出し
協和からライセンスを受けて
心疾患治療薬として開発したものです。

domain


このDr. Eckard Weberは経歴にあるように
まさにシーケンシャル・アントレプレナーで
いくつもの会社を立ち上げ、取締役になり
スポットで社長をやりながら多くの会社を成功に導いているすんごい人です。
こういうすごい人が日本にもザクザクでてくるといいですよね。

それにしても協和は惜しいことをしました。
$19.5Mが$350Mに育てられる可能性があったわけですから。


haruhicomをフォローしましょう

目の付け所

  • 2007/07/26(木) 11:14:23

子供の友達の家は不動産業を営んでいる。
主には中央区と江東区にマンションとオフィスビルを持っていて
その運営をしている。
家族経営の会社で
家族みんなで取締役みたいな会社だが
そこそこ手広くやっている。

あるとき奥さんが社長(旦那さん)にトランクルームを提案してみたそうだ。
普通のトランクルームと違って
0.35㎡という極小トランクルームだ。

trunk


当初旦那さんはそんなの借り手がいないよと
取り付く島も無い返事だったそうな。

ま、だめもとでということで
普通のトランクルームを1個だけ潰して
募集をしてみたらしい。
そうしたら応募殺到。

主婦の目は正しかった。
最近その周辺にはマンションがいっぱい建っているが
中央区マンションは狭い。
収納スペースに困る家は結構ある。
そんな人たちが
例えば子供の小さかったときの本や文集など
1年に1回も見ないけれど
見たいときには簡単に取りにいきたいものを置くという
いわば押入れの延長として
ちょうどいい提案だったのだ。

今ではスペースを拡大して
あちこちに作っているらしいが
未だに需要に追いついていないらしい。

旦那さんは却下したことを忘れて
自分が考えたとでもいうノリで
「おい、もっと増やせないのか」
と言っているそうな。

新たな夫婦喧嘩の種である。


haruhicomをフォローしましょう

Waiterは個人事業主

  • 2007/07/24(火) 00:00:01

日本ではなくてアメリカにある習慣の1つがチップです。
私もなかなか最初は慣れませんでしたが
最近は仕組みも分かりようやく慣れてきました。

主としてチップを払う機会があるのはレストランですが
どうも見ているとチップの配分には2通りあるようです。

1つは主に中華料理屋にあるのですが
チップは一旦店でプールをして
何らかのロジックで後でウェイターさん全員に配分する形式です。

もう1つはウェイターさんが丸取りする形式です。

後者の場合、
ウェイターはお店に所属しているものの
個人事業主に似た雇用形態になっていると考えられます。
お店からの固定給はあったりあっても少なかったりする代わりに
チップと担当テーブルの売上の何%かをもらうようになっています。

飲食店の利益は

(∑ ∑ (客時間単価 x 着席率-変動費))-固定費
 時間 テーブル

で示されるように
限られた場所でいかに利益を伸ばせるかが商売ですから
利益を伸ばすためには

1. 営業時間を増やす(但し儲かる時間の範囲で)

2. 着席率をふやす(お店に人を呼び込む)
2-1. 空席を減らす
2-2. 注文しない客を置かない

3. 客単価を上げる
3-1. 沢山注文させる
3-2. 高いものを注文させる
3-3. 手間のかからないものを注文させる(お酒など)

4. 原価を下げる
4-1. 料理の原価を下げる
4-2. 余分な労働力を置かない
4-3. 店舗費用を下げる

の大きく4つしか方法はありません。
4はやりすぎるとダメージになるので(ダンボールを混ぜたり,,,)
あまりやらないと思いますし、
1と2の一部は内装や場所にも依存するので
お店のマターですが
3と2の残りはウェイターさんの裁量です。

実際に客単価はウェイターさんによって違い
例えばタイミングよく
「お酒のおかわりはいかがですか」
とか
「食後にこんなデザートはいかがですか」
と提案されると
売上は10%、20%ぐらいは簡単に変わるモノです。

お店にしてみると
そんな成績優秀なウェイターさんが
なるべく多くのテーブルを担当できるほうが利益が出るので
売上の悪いウェイターからテーブルを取り上げて
あるいはいい席と悪い席をトレードしたりして
利益を出せるウェイターさんを優遇します。

さらにはいいウェイターさんは
他の店から引っこ抜いたりもします。

ウェイターさんも
自分の稼ぎを上げるための戦略は

A 自分のテーブルを増やすか
B テーブルあたりの売上を増やすか

になりますし
AはBに従属なので
とにかくBのためにいろいろ頑張るわけです。
テーブルにつれてくるまでは
別の係りの担当だったりするので
ここと仲良くなるのも重要だと聞いたことがあります。
つまりテーブルを借りて営業している
個人事業主みたいな位置づけになっているんですね。


余談ですがチップの相場は15-20%ぐらいです。
チップを計算するのに便利なのは
たいていSales Tax(消費税)が書いてあって
カリフォルニアの場合8.25%ですから
これを2倍すると16.5%になるので
それなりに満足したサービスを受けられたら
その額を足してTotalとすると
だいたいウェイターさんも満足のようです。


haruhicomをフォローしましょう

コンサルティングの価値

  • 2007/07/23(月) 00:00:01

昨日通りがかったとあるサイトの掲示板で
コンサルティング(特に戦略コンサル)の是非についての議論をみた。

片方は価値があるといい
片方は糞をかき混ぜているのと同じで無価値だという。

実際に以前にコンサルをしていて
現在経営をしているので
この答えに対しては
かなり明確な答えをもっている。

コンサルの企業に対しての価値は
ゼロだと思う。
何故なら企業に対して価値を生むのは
決断であり、実行であるからだ。


コンサルが価値を持つのは
クライアントである(主として)経営者に対してである。


特定の会社の経営に携わっていると
視野はどうしても狭まってしまう。
その企業に固有の制約条件等に
どうしても思考が拘束されてしまう。
またそもそも視野というのは
その人の経験や知識に基づくので
限界がある。

経営にとって極めて重要な要素の1つは
なるべく広い視野と視点を持つことだと思う。
少ない選択肢の中で選択を行う経営は
成功の確率が低く
失敗の確率が高いだろう。
可能な限り多くの選択肢の中から
ただしそうな方向を決断し
実行できる体制を作ることが
経営者の勤めであり
それを実行するのが
従業員の力量だと思う。

我々は戦略コンサルのお世話になったことはないが
さまざまなコンサルタントに助けてもらっている。
非常に有益なinsightを与えてもらったり
薬事などの我々の弱い部分を補完する情報を提供してもらうことがある。
これをいかに企業の価値に繋げるのか繋げないのか
あとは我々の決断と実行にゆだねられている。

そういう意味では経営者の報酬は
コンサルの費用を込みにして支払うのが
正しい報酬体系かもしれない。
必要なものはその中からコンサルを雇い
自分達で全部カバーできる能力があるなら
経営陣で丸取りすればいい。
拡張して他のレイヤーの他のコンサルティングも
同じかもしれない。


haruhicomをフォローしましょう

Say hello, America

  • 2007/07/22(日) 02:45:53

いろいろ議論はありましたが
ベッカムがいよいよアメリカにやってきます。

今晩8:30に初お目見え



こちらは所属チームのHP
LA Galaxy

一方で奥さんのVictoria Beckhamも
"Coming To America: Victoria Beckham"にでています。
victoria


本当に共「稼ぎ」というのでしょうか。


haruhicomをフォローしましょう

トリプル

  • 2007/07/21(土) 05:54:59

in-n-outバーガーは私の一押しハンバーガーなのですが
ここには裏メニューがあって
通常のダブルバーガー(Double-Double)のさらに上を行く
Triple-Tripleというのが存在します。

Triple
写真左がそれ。真ん中はDouble-Doubleで右は普通のチーズバーガー

食べてみますと
パテはそのままなので
お肉が3枚もあり
かなりの食べ応え!

子供の英語の先生Davidに聞いたもので
彼はアメリカにいるときは
いつも食べていたそうですが
これはちょっとSupersize meの世界です。


調べたら
in-n-outの裏メニューに関するお馬鹿サイトが出てきました。
↓100x100
100X100


↓肉だけバーガー(Grilled Cheese)
fld


ちなみにDouble-doubleを食されたYさんは
なんと朝食にBurger Kingを食べたそうで
ハンバーガー・ダブルヘッダー状態です。

次回の健康診断も要チェックです。


haruhicomをフォローしましょう

Dynavax got $30M but...

  • 2007/07/20(金) 14:40:14

Dynavaxが$30M(37億円)の資金を調達した。
しかしこれはエクイティーファイナンスではなく
かなりややこしいスキームのプロジェクトファイナンスによる。
(新株予約権付社債ですね)

Deerfield Capital Management LLC
$13.2 billion(1.6兆円)の資産を運用するいわゆるファンドである。


Deerfieldは$30Mの借金の枠をDynavaxに最大3年間与える。
$30Mは自動的に借りられるわけではなく
両者で合意したマイルストーンを実現すると
枠が$30Mまで徐々に広がることになる。

この$30MをDynavaxはブタクサ花粉症の治療薬と
ダニおよびピーナッツアレルギーの治療薬の開発に使える。

一方Deerfieldはまず年間$5.9%(=$1.8=2.2億円)のフィーを取る。
次にマイルストーンをDynavaxが実現すると
実現した日から遡って15日間の平均株価+20%の行使価格で
ワラント(ストックオプション)を獲得する。
最大獲得数は555万株分で
現在の発行済み株式数が3974万株だから
最大12%の株式を獲得できる。
手始めに契約時に555万株中の125万株分の
ワラントを$5.13で獲得(現在取引価格$4.52)した。

ただし、開発に失敗した場合には
$30Mのうち$9Mまでは返済義務が無い。
しかし残りの$21Mは2010年の7月までに返済しなくてはならない。

つまり大筋ではこうなる。

1.上手くいった場合

Deerfieldが獲得するもの:

A. $5.5Mのフィー(3年分)
B. 社債の返還 $30M(無利子)
C. 現在の企業価値$180Mの12%相当のワラント(新株予約権)
  →Σ(Δ(デルタ)企業価値増大分-20%(プレミアム))x各回行使分比率(合計12%)
   ここをいくらと見積もるかですが
   Dynavaxはプロジェクトが好調だったときに$300Mの企業価値がついていたので
   現在との差額はざっと$100M
   それぐらいまでいくとする。
20%のプレミアムは$40M-$60Mになるとして
   残りの企業価値増大は$40-60M
その12%だから$5-7M
大体合計で$10Mが$30Mの元手で獲得できる。
年利で10%ぐらい。

Dynavaxが獲得するもの:

プロジェクトの成功のときに増大する企業価値-手数料など
荒い計算をすると
Δ現株主分の企業価値:$300M/1.12(希釈分)-$180M=$90Mぐらい
手数料$10M
差し引き$80M(こちらも年利換算で10%ぐらい)

2.上手く行かなかった場合

Deerfieldが回収できるもの:

A. 最大$5.5Mのフィー(どこまでで撤収するかによる)
B. $9Mを除く残りの債権(=最大$21M)×回収可能率
C. その時点までに獲得したワラント(多分紙くず)

たとえば平均で1年$10Mずつ貸すとすると
1年あたりで$3Mの債権は放棄しているので
$7Mが返還される
これに$1.8Mがフィーで回収できるので
実質的には$9Mが最大で回収できる。
ただし、このプロジェクトが上手くいかないとなると
会社清算の危機にもなるので
$7M分がどれくらいの確率で回収できるかになるわけだが
清算の際の優先率を高く設定していれば
これぐらいは回収できるようになっているに違いない。

Dynavaxが獲得できる(た)もの:

みんなが失敗すると踏んで投資しなかったのに
プロジェクトを復活できるチャンス($30M)



何でこんなスキームになったかというと
年初のTOLAMBAのPhIII失敗があり
普通のファイナンスができないからであろう。

そこで買い叩きファンドのDeerfieldcapitalと
もう一度復活にかけるDynavaxの意志が一致して
こうなったと思われる。

さて、どうなりますかね。


haruhicomをフォローしましょう

なんじゃこりゃ

  • 2007/07/20(金) 01:37:22

出張先でホテルに泊まりました。

チェックインのときに
朝食券(アメリカのホテルは大したものなどでないけど)とか
その他の割引券とかを
カードキーと一緒にもらったのですが、





number


なんじゃこりゃあ !?
全部書いてある部屋番号違うじゃん!
朝食券には256(右)
割引券には259(左)
キーケースには152(下)
おい!

最初に256の部屋にいったら明らかに人の気配がしたので止めて
259の部屋でキーを試すも開かず。
結局正解は152でした。

いい加減だな
アメリカ。

taiyo


haruhicomをフォローしましょう

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。