バイオベンチャー創業記 2006年11月

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銀河系で一番不味い薬

  • 2006/11/29(水) 14:02:39

週末に風邪を引きまして

どえらい事になりました。

お医者様に行ったところ
いろいろと薬を処方していただきました。
私は仕事の関係もあって(あまり関係ないですが)
薬は結構好きです。

でもその中で

アドソルビンビオフェルミン

と書かれたその包みに入った薬が
トンでもないぐらいに不味かったのです。

adsbio


ビオフェルミンといえば
よくコマーシャルでやっていて
ビフィズス菌から云々といっているやつです。

bios


そうするとヨーグルトの連想で
あんまり不味そうな気がしません。

そうすると
アドソルビン
が問題なのでしょうか?

ネットで調べてみると
コレ↓

成分(一般名) : 天然ケイ酸アルミニウム
製品例 : アドソルビン
区分 : 制酸剤/アルミニウム化合物剤/消化管用吸着剤
薬価 : 1.23円/g
メーカー: 三共
概説 : 下痢を止めるお薬です。
作用 : 腸内の過剰の水分や有害物質を吸着する作用があります。また、腸の粘膜に作用して炎症をしずめます。そのような作用により、下痢止め効果を発揮します。子供を含め、下痢症に広く使用されています。


ああ、来てますねーコレは。
ケイ酸アルミを飲まされていた訳ですね。

そりゃ不味いわけだ。

でも、銀河系で一番不味い薬に独断で認定します。

皆さんの周りで
もしコレに勝ちそうな薬があったら教えてください。

ちなみに私は正露丸はあんまり嫌いではありません。


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第1回定時株主総会

  • 2006/11/25(土) 22:21:35

当社は9月末で決算と定めていますので
3月3日に登記して半年あまりですが
第1期が終了しました。

本日はそれを受けての株主総会でした。
休日にも関わらず株主の皆様にはご参加いただきまして
感謝いたしております。

第1期からいろいろありましたが
総括しますといいスタートを切れたのではないかと思います。

来期は米国のオペレーションの立ち上げと平行して
米国治験申請のためのIND enabling study入りの準備が
大きなマイルストーンです。

新任取締役も迎えてますます事業を加速しますので
今後ともよろしくお願いいたします。


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Synta goes public

  • 2006/11/24(金) 01:47:15

Synta PharmaceuticalsがIPOをファイリングしました。
昨年の春にファイルして
価格が折り合わず一度流していまして
2度目の挑戦です。
synta

以前にSyntaは好調と書きましたが
この富士フィルム->塩野義USAが前身の会社は
その前身の会社から新会社に移行した日本人技術者達と
それを買い上げた米国人経営者(陣)によって
見事に発展した面白いケースです。
IPOは$115Mの比較的大型のファイナンスになる見込みです。


この他に日本人が絡んでいるバイオテックのIPOファイリングでは
現在Sucampo
sucampo




Acologix社
acologix

の話がありますが、

ここ
mn

のNASDAQ上場も着々と進行しているようですが
どうなることやら。。。


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芝浦3丁目、カレーの街

  • 2006/11/22(水) 21:59:01

芝浦3丁目は実はカレー激戦区です。

なんと3件のカレー屋さんが軒を連ねています。

その代表格
ホーカーズのご紹介。

昼時に行くといつも行列です。
ビルの1Fに位置するお店は
席数19のこじんまりとしたつくりです。

tennai


chubo


メニューは写真の通り。

menu


食券(タグ)を購入して待ちます。
店内では会話はあまり無く、妙な緊張感があったりします。

そして。。。。

食堂のように愛想のないおじさんがトレイにカレーとサラダとデザート、
そしてスプーン、フォークを載せてもって来ます。

carry


味は。。。
確かに美味しいようですが
よく考えたら辛さに弱い私には
正直あまり分かりませんでした。

ホーカーズのオーナーの著書が出ています。

この本を購入すると
800円のホーカーズ飲食券が貰えます。

港区芝浦3-14-19
Tel:03-3456-1755
予算:600~1000円


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落し物

  • 2006/11/21(火) 21:33:19

今日昼に出かけると
路上に落し物が。。。

ggl


ゴーグル…


かけてきて落としたのか
カバンの中から落ちたのか
分かりませんが

どうか落とし主が無くて困っていませんように。

しかしなんで芝浦の路上で。。。


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内部統制

  • 2006/11/21(火) 20:37:18

昨日の野村のカンファレンスで
もう一つ東証からあった話が
内部統制の話でした。

基本的には会社の内部統制システムを
ちゃんと作りましょうという話で、
上場会社を目指すのであれば
株主の利益を尊重すべきなので
社長のワンマン決裁などによって
不当な利益誘導が無いようにしましょうということです。
まあ、ごもっともな話なわけです。


しかしこれを実現するのは
なかなか入り組んだ話で
当社も権限委譲のプロセスと
意思決定のプロセス
報告・記録のプロセスを
ちゃんと作るべく
例のハエ部長を中心に少しずつ作業を進めています。


少し前に
大和銀行の巨額損失事件をテーマにして
その粉飾をおこなった当人の井口俊英氏が書いた
「告白」という本を読む機会がありました。

この本は当人が書いただけあって
その細かい手口まで克明で極めて深い本ですが
このなかで重要なのは
一社員が1000億円にのぼる粉飾を行えるまで
内部統制がいい加減だったということです。

当社も社員を信じてやっていきたいとは思いますが
システムとしてそれを許してしまうと
大変な問題を起こしてしまう可能性もあるということで
ここは抜かりの無いようにしておきたいところです。


え、お前が心配だと。。。
ちゃんとハエ部長
社長に牽制の効くシステムを作ってもらいますので
ご心配なく。


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追伸

  • 2006/11/20(月) 23:05:56

ちなみに
本日でブログを始めて1周年になります。



細々とやるつもりでしたが
気が付けば1日に200アクセスを超え
年間で2万超のアクセスも頂きました。
業界の皆様には
「読んでいますよ」
なんていわれることも多くなりました。
おかげで書きにくいことも増えました。


生業の株式会社レグイミューンの公式見解ではありませんが
私の経営などに関する正直な気持ちを綴っているつもりです。
気張る気持ちはまるでありませんが
皆様と私的に意見交換をする場として当面継続していくつもりです。



今後ともよろしくお願いいたします。
あと匿名で結構なので
コメントください。


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野村バイオコンファレンス

  • 2006/11/20(月) 22:52:16

本日は野村バイオコンファレンスでした。
(カンファレンスではない)

忙しかったのですが
今の日本のバイオの状況を見て
自分たちの位置関係を計るのに
良い機会と思い
フル参加してしまいました。

「第一印象」
思いのほかに熱気がある。

野村R&Aの辻本氏が冒頭で「冬の時代」と括りましたが
それにもかかわらず400人近くの関係者を集め
20人ぐらいしか集まらないのではないかという
私の予想(嘘です)を裏切って
予想外な熱気を見せていました。


一番興味があったのは
東証の新規上場サポート部の谷内氏のコメントでした。
私は実はこれまで不勉強で一度も東証の発表をじかに聞く機会は無かったのですが
意外にもリーズナブルだと思いました。
つまり東証のメッセージは一貫していて
「上場に相応しい企業を上場させます」
ということだということです。

ガイドラインを出すと
ガイドラインに合わせてくるような会社がいるわけですが
そうではなくてガイドラインはガイドラインであって
基本は上場してもいい会社を上場させるんです
というのがそのメッセージだということです。
それが曖昧だという受け止められ方もあるのでしょうが
「今一度ガイドラインを読み込んでください」
という氏の言葉が
その気持ちを最も表していたような気がします。


続く辻本氏の話も面白かったのですが
「ブログ見てますよ」
といわれたので
褒めることも貶すこともできませんので
感想は割愛です。
ただ、ここで氏と気持ちを一にするのは
この冬の時代に頑張った人だけが
その次の春を見られるという点です。
これはベンチャーサイドも投資サイドも同じだと思います。
またIPOという単一のExitだけを見据えるべきではないという点にも
大いに賛同いたします。


各社の発表についてはかなり複雑な気持ちで聞きました。
以下がそのリストですが

1. Cangen Biotechnologies
2. ディナベック
3. AntiCancer
4. レドックス・バイオサイエンス
5. ペルセウス・プロテオミクス
6. カルナバイオサイエンス
7. クリングルファーマ
8. デ・ウェスタン・セラピテクス研究所

個別の批評は止めますが
かなり玉石混合といった印象を受けました。

面白い技術をもった企業がある一方で
極めて特定の人材に依存した企業もあり
また一見よさそうに見えるパイプラインも
競争力の点ではかなり疑わしいものもあるということです。
ある意味で自身をつけて帰ってまいりました。


ただここで一つ思ったのは
みんなプレゼンが今一つです。
恐らく実際はもう少しいい会社だと思うのですが
何を目指しているのか全く分からず
意味不明なプレゼンになっていた会社もありました。
私の個人見解を超えて
かなり共通認識だったような気がします。


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ビジネスクラス考

  • 2006/11/17(金) 20:57:40

飛行機が嫌いです

正確に言うと飛行機は好きですが
飛行機に乗るのが嫌いです。

まずは高いところが嫌いといういわゆる高所恐怖症によるものと
あと腰痛持ちであるので長時間動きにくい姿勢にさらされるのがシンドイという理由です。


そういえばフライトのチャージですが
よく行くアメリカの西海岸ですと
正規料金でエコノミーが往復で約20万円
ビジネスクラスが50万円
ファーストならば100万円です。

ucs


お金が湯水のようにあるならばいいでしょうが
わずか往復20時間弱の空の上の一畳を占有し
少し丁寧に接してもらうだけと考えると
50万円も100万円もチト高い気がします。

スペースだけのことを考えたら
結構いいシートのマンガ喫茶でも30分数百円ですから
20時間利用したところで万の位には届きません。

ではサービスというと
出てくる料理は最近はそれなりによいようですが
数十万も出し手食べる料理とは思えません。

フライトアテンダントも日本の会社は非常に教育も行き届いていて親切ですが
高級クラブで一晩楽しんだぐらいの値段までは
「すんゴイ」サービスをしてくれているとは思い難いです。

他の会社はどうだかしりませんが
当社はエコノミーのお金しか出しません。
安くビジネスに乗れるなら勝手に工夫してもらっていいですが
30万円余計に払うのはどうかと思います。
30万出して、内訳は好きに決めてもらうというのもいいかと思っています。
ビジネスクラスの足しにするもよし。
残りを丸取りするもよし。
たまにマイレージでアップグレードするもよし
エコノミーで我慢して家族旅行に使うもよし


ところで疑問ですが
ファーストクラスと椅子を買ってきて
同じ設備、サービスでマンガ喫茶をやったら
単価いくらぐらいで提供できるのでしょうか?


ichizyou


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いい会社

  • 2006/11/16(木) 22:05:26

いい会社というものの定義は
立場によって変わると思われますが、
その中で株主にとっていい会社として定義すると

  「株価の上がり続ける会社」

だと思います。

どんなにいい会社でも
株価が割高であったら株は買わないでしょう。
どんなに割安な会社でもそのまま上がらないのであれば買われないでしょう。
またどんなに正義に満ち溢れている会社でも株価が下がると分かっているものを
買い支えるような悠長な投資家で世の中は満ち溢れていません。
一過性に上がりすぎれば売られて
一過性に下がりすぎれば買われます。
したがって継続的にホールドしてもらうためには
継続的に株価が上昇を続ける会社でなければならないということです。


up



これまでに日本のバイオベンチャーは
公開後に大きく株価を下げています。
これは投資家が公開後に売却するからです。
何で売却するかというと
株価が下がると思われていたからです。
結果的には正解だったわけですが…


ではどうすれば継続的に株価は上がるのでしょうか。
株価が上がるためには当然本質的な企業の価値が上がる必要があります。
しかも継続性のためには企業は成長をし続けることが求められます。
IRをやれば一過性には株価は上がかもしれません。
しかしIRは本来企業が持っている価値を正しく認識してもらうためのもので
価値をあげるものではありません。


では本質的な企業の価値というのは何でしょうか?
私の考えるのは収益を生み出していける企業としての能力だと思います。
収益を生んでいる製品やサービスでもやがてはさまざまな理由で収益を生まなくなります。
そうすると新しい製品やサービスを継続的に生み出せる企業としての能力が重要なのだと思います。
例えばトヨタの場合、優れた車にその企業の価値があるのではなく
優れた車を生み出せるシステムに価値があるということです。


株価を上げるための収益力とはどういうことでしょうか。
買収などによって企業規模を大きくすれば
売上げは理論的には拡大しますし
利益も総和になることは期待できます。
しかしそれでは売上げと利益を積み重ねただけなので
増えた株式で割ると1株あたりの利益は変わらず
株価には影響を与えないと考えます。
合併による相互作用があって、1+1=3成るような効果があると
1株あたりの利益が上がり、企業として成長したことになります。


相互補完的な組み合わせの企業統合であれば
こういった作用によってそれが実現できることは比較的容易で
多くの経営者が手っ取り早い手段として採用するのも納得ができます。
この1株あたりの成長を企業買収を経ないで実現しようとすると
結構難しいと思います。



さて、実際に私たちの会社が株価を上げ続けるのにはどうすればいいのでしょうか。

企業は公開前の状態において株価は会社の言い値です。
無理をして実態以上に株価を引き上げても買ってくれる株主がいれば
その値段は通ってしまいますが
その後も資金調達を必要とするのであれば
次にはもっと株価を上げても大丈夫な余地が無ければ
やがては無理が破綻しいわゆる「ダウンラウンド」をやって
既存株主からの信用を失うことになります。

公開後になって株価を市場が決定するようになっても
Overshootした株価に業績が追いついてこなければ
楽天のように失望を持って受け止められることになります。
これは株価の制御が市場にある程度委ねられることになるので
会社としては預かり知らぬと思いたくもなるのでしょうが
やはり責任は少なからずあると思います。

そうすると公開前の状態においては
株価は企業価値に対して適正な価格を設定することが重要で
株価を上げたければとにかく企業価値を高めることに腐心しなければなりません。
また増資を繰り返すわけですから、企業価値を高くするだけではなく
1株あたりの企業価値を高めていくことが求められるということです。
株数が増えれば増えるほど価値の増大量が大きくなければいけませんので
どんどん大変になるということですね。



我々は来年初に増資を行う予定です。
株主の皆様のより大きくなる期待に応えられるように
ますますがんばらなければならないと気を引き締める次第です。
株主の皆様には公開した後も
売るのがもったいなくなるぐらいに
成長を続けていくような会社にしたいと思います。


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