バイオベンチャー創業記 2006年06月

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  • 2006/06/30(金) 12:29:10

全くの私事であるが
昨晩祖父が亡くなった。

MO


小さいころから可愛がってもらって
世話にもなりっぱなしだったが
恩返しができぬまま
身罷られてしまった。


祖父は90歳を超えるが
パソコンをいじり
メールもやっていた。
あの年代の人にはあり得ないぐらい
前向きで先進的だった。


祖母が数年前に亡くなってから
一人になってしまっていたが
近くに住んでいる伯父と叔母が
本当によく面倒を見てくれたので
それなりに楽しそうにやっていたようだ。
でもそろそろ祖母に会いたくなったのだろう。
よく喧嘩をしていたが
本当に二人は仲がよく
しばらく病床にあった祖母の最期を
ずっと面倒をみていた。


おじいちゃんさようなら。
そのうちまた向こうで。


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酸素

  • 2006/06/29(木) 19:37:35

酸素を飲んで見た。

O2


味も含めて全く効果の実感は無いが、
疑問だけはムクムクと沸いてきた。

1.酸素は腸管から吸収されるのか?
2.される場合効率はいいのか?
3.呼吸では達成できない酸素吸収を液体中に溶解する酸素で補完できるのか?
4.酸素不足の状態はどのように認識できるのか?
5.酸素過多は害が無いのか?

かつて酸素が毒であった原始生物にとっては
最近の酸素ブームは狂気の沙汰であろう。

皆さんは酸素が足りてますか?


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Sosei、AD923ヨーロッパ販売権をライセンス

  • 2006/06/28(水) 17:27:57

SoseiがMundiPharmaにがん性突出痛治療薬「AD923」の
北米と日本を除く国の販売権をムンディファーマ社に供与した。
この発表を受けてそーせいは本日ストップ高で17万円から20万円に上昇した。


契約条件の詳細は分からないが
 アップフロントで2億円、
 開発マイルストーンは最大1750万ポンド(約37億円)
 加えてロイヤリティー
となっている。


AD923は、既知のオピオイド系鎮痛剤であるフェンタニルが有効成分で舌下噴霧製剤。
これを患者や医療従事者による投与が簡便な専用器具によりデリバリーする
即効性のある鎮痛効果が売りになる予定である。


第2相臨床試験にあるプロダクトのヨーロッパの販売権であるから
2億円というのは安い。
「安い」というのは
1.そもそも魅力のないプロダクトである
2.魅力に比べて安い価格で供与した
という2つの可能性があるが、
今回のケースはその両者の理由が合わさっていると考える。


そーせいはこの売上げを元々売上げ予想に入れていなかった。
結果、売上げは予想から+2億円となった。
つまり当初の戦略より前倒しでライセンスアウトしたということだ。
ファイナンス的にいうと将来のキャッシュを
安い価格でこのタイミングで現金化したということで
企業価値への影響はニュートラルのはずである。


一方で、実際問題として
パートナリングが本当にできるということは素晴らしいことで
それが実現されたことは評価されるべきである。
しかしながら問題は誰とパートナリングしたかであり、
プロダクトの将来のキャシュインを増やすためには
プロダクトの価値を最大化してくれるパートナー
すなわち強い営業力を持つ製薬会社に導出することが望ましい。
その点においてMundiPharmaは微妙な位置づけだといわざるを得ない。


ちなみにChief Business OfficerのJulian GILBERTは
Mundi Pharmaの出身で
その伝でライセンスされたと考えられる。


これらの点を考え合わせると
短期的な需給バランスはさておき
中長期的な株価に与える影響は微小であるべきだと考える。

ちなみにそーせいの株主を対象とした経営近況報告会(2006.6.26開催)が
こちらで見られる。


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港陽監査法人

  • 2006/06/28(水) 13:16:32

ライブドア監査人の告白という本を
アミから借りて読んだ。



ライブドア監査人、田中氏から見た事件の顛末。 その正義を全うする姿には感心するが、一方でこうやって内情を公開するのもどうかと思う。 メインメッセージは「俺は悪くない」ということ。それを知って欲しくて書いた本。 覗き趣味的にはすごく面白い。


本書の本題とは全く異なるのであるが
この中に港陽監査法人が米国のバイオベンチャーの
東証マザーズへの発上場プロジェクトに
携わっていることが書かれている。
結局お釈迦になった話であるが

San Jose空港から降り立っていく場所であることと
2005年の話であったことから
某DNAチップ会社Spin-offベンチャーのことだと思われる。

昨年にそういう噂が業界には流れていた。
日本のバイオベンチャーが余りに粗末な状況なので
本格派ベンチャーを口説いて
東証の肝いりで上場させるという話だった。
そのベンチャーにとっても
当時のマーケット環境で言えば
アメリカで調達するよりも有利な条件で
調達ができる可能性があったので
メリットが無いわけでもなかっただろう。

てっきり日本マーケットの環境が悪化したことで
わざわざ日本まで来て上場することのメリットが薄れたものと理解していたが
もしかしたらライブドア騒動の煽りを食っていたのだろうか?


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EPO mimetics

  • 2006/06/28(水) 12:24:26

武田がAffymaxから腎性貧血・がん性貧血治療薬Hematideの日本以外の開発・販売権を獲得した。
既に日本の開発・販売権を獲得しているので、
これで全世界についての権利を獲得したことになる。

HematideはErythropoietin(エリスロポイエチン:EPO)の低分子mimetics(同じ働きをする別分子)で
EPOのレセプター(EPO-R)に結合して
EPOが結合したとき同様のシグナルをいれ
赤血球の増殖を促す。



Affymax

かつて私はキリンにいたときに
EPOの兄弟ともいえるTPO(Thrombopoietin)のレセプターをいろいろいじっていた。

当時のEPOなどのサイトカインが
受容体(receptor)を活性化するメカニズムに関して
セオリーはこうなっていた。

1.EPO-Rはmonomerで細胞膜状に存在している
2.そこにEPOが来て、EPO-Rその1と結合し
3.次いでEPO-Rその2と結合する
4.結果、2つのEPO-Rが近傍によることになり
5.細胞内のシグナルを伝達する部位が近寄る
6.近寄ったことで酵素活性部位が互いに他の被修飾部位をリン酸化し
7.以降のシグナル伝達のトリガーを引く


実際に、ウィルスのつくるgp55というタンパクがあって
これもEPO-Rに結合してEPO-Rの2量体化(dimerization)を引き起こし
Erythroleukemia(赤血白血病:赤血球が異常増殖する疾患)になるし
EPO-Rのアミノ酸の1部がCysteinに変異したものでは
Cys同士が共有結合し、EPO-Rをdimerizeさせて
同じくErythroleukemiaを引き起こすことが知られている。
つまりEPO-Rが何らかの方法でdimerizeしていればいいということが
裏付けられていた。

その後これは1部修正され、
そもそもEPOはdimerで存在しているが
EPOが来ることで立体配置が変わることが分かった。

EPO-R

Source:Endocrinology Vol. 143, No. 1 2-10



ともかく、製薬会社は
いろいろな方法により低分子やペプチドのライブラリーから
EPO-Rをdimerizeさせシグナルを入れる非EPO分子を探し始めた。
同様に先にも書いたTPOでも同じことを
いくつものグループで探していた。

低分子で同じ効果を出すことには意義がある。
何故なら経口投与を可能にできるからである。
静脈注射である限りは
患者さんは定期的に病院に行き
注射をしなければならない。
しかし経口剤であれば
患者さんは自分で服用できたりするので
QOLが大きく向上する。


そんな期待の元にいくつものEPO-Rを活性化する分子が見つかり
報告がされていた。
そんな中、今でも覚えているが、
1998年のNatureに以下のタイトルの論文が発表された。

"Efficiency of signalling through cytokine receptors depends critically on receptor orientation"

Amgenのチームの論文であるが、
EPO-Rを含めサイトカインレセプターは2量体化すればいいのではなく
くっつく立体配置が重要だというのである。

つまりこういうことだ
ある分子はEPO-Rの2箇所に結合する能力を持ち、
EPO-Rを2つ細胞膜状で近傍に引っ張ってくることができる。
しかし、くっつく向きが
Natural LigandすなわちEPOの場合は
EPO-Rは180°で対向するのに対し
EPO-mimeticsの場合は120°で対向する
結果、シグナルの1部は更新するが
1部のシグナルは不全であり
正常の赤血球増殖が起こらない。

以後同様な報告が相次いだ。
An antagonist peptide-EPO receptor complex suggests that receptor dimerization is not sufficient for activation


長い話になったが、
このmimeticsにはいろいろ深い部分があって
最終的には人で効果が確認できるまで
本当にEPOを置き換えられるか分からない。
(逆にEPOのいいとこ取りだけできる可能性もある)

そういった意味で、
武田の博打の結果はまだ分からない。

契約一時金1億500万ドル
マイルストーン総額2億8000万ドル
発売後の販売金額に応じたマイルストーン 最大1億5000万ドル

この賭け、吉と出れば
余裕で回収できるだろうが
果たしてどうなるか。


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箱物を作れ

  • 2006/06/27(火) 16:47:34

政府はバイオベンチャーの後押しをいろいろな形で行ってきた。
関東にはゲノムベイ構想というのがあって
政府の推進の下にネットワーク構築や
インフラ整備が行われている。

今、バイオベンチャーの立ち上げをしているのであるが
当事者になってみると使いにくさが目に付く。
先日VCの方と議論する機会があり
関東にはバイオベンチャーがウェットの実験ができる施設の
キャパシティーが少ないという認識をお互いに有していることを感じた。

バイオベンチャーであれば組換え体を扱うのが通常なのでP2レベルの施設が必要となる。
そういった観点ではまだ十分な施設がないことと
大学などに付属の施設として運用されているものが多いことで
大学に関連の無い企業が使う際には使いにくくなっている。

またそういった施設が遠い距離にあり
地理的なデメリットを有していて使いにくい。
正直にいって柏やかずさは遠い。

シリコンバレーと対比してみると
あちらでは市が運営する施設や
民間企業が経営する施設がいくらでもあり
スタートアップ企業が利用しやすい状況が存在する。

つぶれるベンチャーもざくざく出るので
居抜きで使えたりするので
実験用ベンチの導入の必要も無かったりする。

正直に言って
まだまだインフラ面ですら追いついていないのが現状である。
関西は関東に比べるとかなり状況が良い。
彩都や神戸などにそういった施設が存在する。
中心部から45分ぐらいのアクセスを持っているから使い勝手がよい。

関東のように研究所はつくば、本社は都内では
ベンチャー企業では上手く行かない。
経営と研究開発は密接に連携していなければ
情報やモティベーションの共有が難しい。

中小企業基盤整備機構(中小機構)ががんばっているが
もう少しってところなのである。
民間企業でも政府系企業でもいいので
都内あるいは近郊で便の良いところにインキュベーション施設を作れないだろうか。

以下、バイオ関連のインキュベーションが可能な施設のリストである。
全部を網羅していないと思いますので
追加すべき内容があったらご教授ください。
============================================


◆ 北海道地域
北海道バイオベンチャー育成センター

◆ 東北地域
東北大学連携型起業家育成施設(東北大学青葉山キャンパス内)
H19.施設オープン予定

◆ 関東地域
リーディングベンチャープラザ(横浜市鶴見区)
横浜金沢ハイテクセンター・テクノコア(横浜市金沢区)
神奈川サイエンスパーク(川崎市高津区)
東大柏ベンチャープラザ(千葉県柏市)
慶應藤沢イノベーションビレッジ(神奈川県藤沢市)
千葉大学連携型起業家育成施設(千葉市中央区 千葉大学亥鼻キャンパス内)
H19.施設オープン予定
クリエイション・コアかずさ&かずさバイオインキュベータ(千葉県木更津市)
東京工業大学インキュベーションセンター(すずかけ台キャンパス内 長津田町)
(着工済み?)

◆ 中部地域
浜松イノベーションキューブ(静岡県浜松市)
名古屋医工連携インキュベータ
いしかわ大学連携インキュベータ(i-BIRD:石川県石川郡野々市町 石川県立大学キャンパス内)


◆ 近畿地域
彩都ライフサイエンスパーク(大阪市)
メドコラボ神戸(神戸市)
クリエイション・コア京都御車(京都市上京区)
立命館大学BKCインキュベータ(滋賀県草津市 立命館大学びわこ・くさつキャンパス内)

◆ 九州地域
久留米リサーチパーク
くまもと大学連携インキュベータ


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闘争心なき代表

  • 2006/06/26(月) 23:54:20

当分日本の敗戦から立ち直れない。

玉音放送を聞いた第2次世界大戦後の日本人ではないが
冷静に考えれば勝てるはずもない戦争であったにもかかわらず
仄かな期待を抱いて見ていた僕にはつらい現実であった。

nakata


さらにそれを思わせたのは中田選手がグランドに倒れこむ姿であった。

270分間僕が見ている間ずっと中田はグランドを走っていた。
他の選手の足が完全に止まった後も
中田は走り続けていた。
歩く元気がまだ残っている他の選手はさっさとピッチを後にした。

中田は世界の超トップレベルの選手の中では
技術的にそう上手い選手ではないと思う。
だが一方で超一流であると僕は思う。
彼を超一流たらしめているものは
その頭脳と精神力である。

走らなければならない現代サッカーにおいて
勝つためにしなければならないことを理解し
その体力の限界を超えて彼は走り続けた。

恐らく最後の時間は敗戦を覚悟しながらであろう
逆にだからこそ最後になるW杯の試合を
無様なものにしないために走り続けたのだろう。

最後に倒れこんだときに
胸に去来したものは何だったのだろうか
恐らく同じレベルに達しなかった仲間への失望感と
それを鼓舞し切れなかった自分への不甲斐無さ
そういったものではなかったのか?

果たして他のチームメイトが
同じ意識レベルでW杯を戦っていただろうか。
頭の悪い玉田など試合後言葉とは裏腹に
満足そうな顔をしていた。
何を背負って戦っているのかわかっているのだろうか
いや我々ファンの期待とかそういったものではない。

断言する。
この敗戦は低い意識レベルと頭の悪い監督のせいである。
決してその頭の悪い監督が試合後言った様に
「ロナウドがいなかったから」でも
「選手の平均身長が低いから」でもない。

監督の責任は重い。
以って他山の石としよう。


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バイオベンチャーのM&Aは悪か?

  • 2006/06/23(金) 17:55:58

BTJ /HEADLINE/NEWSという日経バイオテックがやっているメルマガがあるのだが
今日の第852号で京都大学大学院医学研究科薬剤疫学分野教授、
川上浩司氏の納得しかねるOpinionが出ていたのでここでコメントしたいと思う。
(今日は少しばかり論調が過激であるがご容赦)


氏の主張の要約はこうだ。


結論:日本のバイオベンチャーのM&Aには反対だ。
理由:M&Aが将来的に国内のバイオ創薬力の全体的な低下を引き起こす

根拠1:VCがM&Aを主導しており、VCは資金回収を目的として、M&Aをして上場させるためにやっている
根拠2:M&Aをするとドロップするパイプラインが存在する。結果、よいシーズ、あるいは開発すべきシーズが放っておかれるという事態が起こる


バイオベンチャーはベンチャーという事業主体であり
投資家を抱えているために
資本の論理からは決して切り離せない。
VCに投資を仰いでおいて、口出しをしてくれるなというのは
阪神電鉄にも見られたように稚拙な議論である。
私はこの資本主義というのはシビアではあるものの
非常に巧妙にできているシステムだと思っている。
優れた事業にはお金が付き、また良い条件での投資が受けられる。
この条件をいかに適正にあるいはそれ以上に有利にするかは
経営者の手腕である。


またM&Aでリストラされるシーズは
そもそも商業ベースに乗らないものとしか思えない。
もしも仮にその会社の戦略にのっとっていなくても
良いシーズであれば必ず誰かが拾い上げるであろうし
そうなるように努力するのが合併新会社のマネジメントの責任である。
これはM&Aとは関係の無いことである。
なんだったら消滅会社の経営陣がバイアウトすればいい。


さらにバイオベンチャーに限らず製薬会社でも
プロジェクトの統廃合にはまだ甘さがある。
パイプラインを膨らませることを目的に
飾りのように維持されているプロジェクトや
既に脳死を迎えているにもかかわらず
生命維持装置をつけて生きながらえているようなプロジェクトも多い。
むしろそういった採算の問題をあぶりだすという点で
M&Aは効能があるとすら思っている。


こういったM&Aを力ずくで推し進められるのは
最後は株の力でしか実現できない。
私が言うまでも無く
株式会社の最高意思決定機関は株主総会である。
ここでマジョリティーを持つものが
資本の力でえいっとことを進めない限りは
こういった統廃合は決して行われない。
確かに株主であるVCもポジションがあるので
短期的な視点でそれを行ったりすることもある。
しかし長期的に価値がある方法があれば
そういった人が内外から出てきて
状況を改善するソリューションを提案することは可能である。
川上氏は経営とくにコーポレートガバナンスについては素人であるので
この部分のギリギリ感については分からないのも致し方ない。
これは修羅場を潜り抜けてみないと決して頭では理解できないものである。


もう一つ気になるのは氏の情報ソースである。
現在までに日本のバイオベンチャーのM&Aの案件は数えるばかりしかなく、
どのM&Aについてコメントされているか大体分かる。
またその会社と氏の関係も何となく理解できる。
そして恐らくキックアウトされたマネジメントからのコメントをベースに書かれていると予想する。
そうするとこういった見方になってしまうんだということである。

最後に、現在の日本のバイオ業界の情報発信は非常に偏っている。
日経バイオテックを中心とした仲良しグループが唯一のオピニオンになっている。
非常によく取材されていて感心する記事も多いが
どんな環境においてもオピニオンは偏るべきではない。
そういう意味では危険な状態に今はあると思う。


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中堅製薬企業の地盤沈下

  • 2006/06/23(金) 01:52:02

エルゼビア・ジャパンのメーリングリストの記事をそのまま転記している。


先ごろからこのブログでも続けている議論であるが
ジェネリックへの流れはもはや日本でも変えられない。
そのときに中堅製薬会社はポジショニングの再検討を迫られている。
このなかでキッセイはジェネリックの強化への戦略転換を行っている。
しかもバイオジェネリックへの転換という
特徴がありかつ勝ち目のある方向へ舵を切っているように見受ける。
他の中堅会社も何らかの方策を立てなければ
消滅は必死である。

この記事で唯一三好氏と意見を異にするのは
これらの会社は5個も選択肢を有していないということである。

決断の時は近い。

━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆三好昌武シニアアナリスト 中堅製薬企業は「限界の一歩手前」
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メリルリンチ日本証券調査部の三好昌武シニアアナリストは6月21日、医薬ラ
イセンシング協会が開いた月例会で講演し、中堅製薬企業の2000年度~05年度
までの直近の収益状況に関して「収益性の面ではジェネリックメーカー4社の
ほうが上回っている」と分析したうえで、「限界の一歩手前に来ている」と懸
念を示した。今後の生き残り策として「大胆な戦略構築、自社新薬依存からの
脱却が必要」と述べ、「Research&Development」から、米フォレスト・ラボ
ラトリーズやKOSファーマのような「License&Development」に転換する選択
肢もあると語った。

三好氏は、国内中堅製薬企業7社(科研、持田、杏林、キッセイ、ゼリア、日
本新薬、日研化学)の過去10年間の収益変動(平均値)を分析した結果を紹介。
05年度の業績を見ると、10年前に比べ、売上高はゼロ成長(578億円→618億円)
の中で、売上総利益も低下(350億円→346億円)し、営業利益は32%低下(70
億円→48億円)したと紹介。「売上高が伸びない中で販売促進費を削って、研
究開発費を捻出している状況」と分析した。

対照的にジェネリックメーカー4社(沢井、東和、ケミファ、日医工)の過去
10年間の収益変動を見ると、「95年度から2000年度までは売上高も営業利益も
減少していたが、00年度から5年間は、売上高(165億円→239億円)、営業利
益(14億円→27億円)ともに成長を遂げている」とし、「収益性の面から言う
と、既にジェネリックメーカーのほうが中堅企業よりも上回っている」と話し
た。

新薬の上市状況を見ても、中堅製薬企業11社では「96年を境にパタリと自社創
製品が出なくなった。05年までに大鵬薬品のTS1、協和発酵のアレロック、杏
林製薬のガチフロキサシン、大正富山医薬品のパシル、キッセイ薬品のグルフ
ァストの5品目しか発売されていない」とし、開発が進んでいないとした。
「承認申請中やフェーズ3の品目はあっても、せいぜい1社2品目程度。ゼロ
の会社もある」と問題点を指摘。

三好氏は「これらの企業の経営状況を見ると、収益状況は猶予がなくはないが、
限界の一歩手前に来ている。一発新薬が当たればという可能性は限りなく低下
している」と語った。中堅企業では選択と集中(創薬領域)や収益多様化(ラ
イセンシング、GE積極化)の方策も一部みられるが「スピードに欠ける」と問
題視。

さらに「基本的にはみな同じビジネスモデルであり、誰もまだ経営大変革を実
践しようとしていない」と苦言を呈し、大胆な経営戦略構築を行うことを提案。
▽落穂拾い(他社品のライセンスインでポートフォリオを補っていく)▽ニッ
チへの大転換▽顧客密着型(多様化するユーザーへの対応)▽パワージェネリ
ック(思い切ったジェネリック事業の推進)▽ディジーズ・マネジメント(診
断薬や検査薬も薬剤と併せて開発する)――の5つの選択肢を挙げた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


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24 -TWENTY FOUR

  • 2006/06/21(水) 22:00:07

昨年アメリカにいたときに
友達から教えてもらってハマッたTV映画があります。



ある事件起こった1日、24時間が
ドラマの中の1分が、1分として等縮尺で進んでいくものです。

主演のキーファー・サザーランドがシーズン6以降の3年間契約で
4000万ドルというドラマ至上最高クラスの出演料で契約したことでも有名です。

KS


キーファー・サザーランドは
スタンド・バイミーやフラットライナーズ、評決の時などで有名な映画俳優ですが
最近はこの24のジャック・バウアーの色がついてしまいました。

とりあえず24 -TWENTY FOURお進めです。
ただ、なかなか進まないでいらいらする人もいるかもしれません。
そういった点は沈黙の艦隊に似ています。
こちらのスティーブン・セガールのやつではない)


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