バイオベンチャー創業記

スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


haruhicomをフォローしましょう

Biosimilar VBに明日があるか

  • 2013/09/03(火) 00:00:01

Biosimilarのニュースを聞かない日が無くなりつつある。一時はカニバリに懐疑的なグローバルメガが躊躇する間隙を縫って成功を収めたVBも出たが、patent cliffなどによる収益機会の減少で形振り構わなくなったグローバルメガが軒並み参入するようになって勢力図は変わって来たように思う。先日もEPIRUS BiopharmaceuticalsがRemicadeの後発品のPh3で良好な結果を発表したがぱっとしない。
http://www.epirusbiopharma.com/news-articles/BOW-015-Positive-P3-Data.html

Biologicsの雄の1つであるAmgenなどもEPOやG-CSF以外のBiosimilarはフルラインアップで開発をしていくようだが、一方で先般もTevaとLonzaがbio similar VBを解消しているように、こうした規模の企業でも、これだけ抗体医薬製造には経験のある企業でも戦略なき競争は難しくなっている。

背景の一つには韓国のCeltrionやSamsungなど政府の膨大かつ全方位的なサポートを受けた企業と経済的に競合していくのが難しいことがある。またグローバルにマーケティングできないと開発に突っ込んだコストを効率よく回収できないわけで、プレーヤーに求められるハードルは上がる一方であることも理由である。日本でも協和発酵キリンと富士フィルムのJVやVBではジーンテクノサイエンスもあるが、グローバルプレーヤーがこぞって自社で参入する中で果たして勝つための戦略が構築できるのかはアイディアが思い浮かばない。

ただ一つ言えるのは、これからVCバックのVBを作るのは流石に利口な戦略とは思えないということだ。大手製薬でも血の海と化した領域に入って行くには相当練られた戦略と相当覚悟を決めた投資をしないと難しいはず。それにしても数年前は良さげな戦略に見えたかもしれない戦略が陳腐化するのが早い。意志決定が遅い会社が死ぬのもしょうがない。


haruhicomをフォローしましょう
スポンサーサイト

『ティレル』

  • 2013/07/28(日) 20:05:57

先日友人と話をしている間に昔のことを思い出したので書いておく。
先に書いておくが極めてくだらない。

僕が小学生だった1970年代はスーパーカーブームだった。
フェラーリ、ポルシェなど夢のような車がいっぱいあって
小市民の子どもにはとても手は届かないが
大人の手練手管でカードやら写真やらをまんまと食わされて
ときめきと羨望のカクテルにどっぷり嵌っていた。
中でもランボルギーニのガルウィングドアなどは
自分たちの創造力を超越する発想があることを教えてくれた。

そんなある日、小学校に入学して間もない僕に稲妻の降りるような車が現れた。
それはF1マシンのティレル(Tyrell)P34であった。
P34

なんと前輪が2組4本もあるのだ!

後に知識として知ることになるのは
この前輪をノーズの後ろに隠して
空気抵抗を低減する目的のために前輪を小さくし
一方で小さくなるタイヤの接地面積を補うために前4輪設計となったということだ。
ただ僕にとってはこれはもはや車としての定義とすら思っていた
「車=4輪車」という概念が根底から覆される晴天の霹靂であった。

僕同様に悪魔か神の啓示が降りた男がもう一人クラスにいた。
田中という小学校1-2年のクラスメートである。
ふたりは6輪車の絵を狂ったように描き始めた。
すぐに6輪車に飽きた二人が次に向かった先はタイヤが沢山ある車だった。
家でも授業中でも構わずタイヤが沢山ある車を描いた。
紙という紙に、果ては下敷きや学校の机に。
「オレなんかタイヤが126個もある車を描いたぜ」
「昨日の夜にタイヤが289個(なんで奇数だ?)の車が描いたんだぜ」
張り合うようにもはや車の影すらない謎の物体を描いた。

P34は他のメーカーとは規格の異なる径のタイヤであったため
タイヤメーカーの協力が充分に得られなかったり
あるいはその先進的なデザインを導いたデザイナーの離脱により
程なくレースシーンから姿を消していった。
僕と田中の熱はそれを待たずに1ヶ月ぐらいで覚めた。
小学校の途中で田中は父親の転勤に伴って転校してしまい
それ以来会っていない。

元気にしてるかな、田中。


haruhicomをフォローしましょう

来訪者受付表

  • 2013/04/18(木) 12:00:00

大学などの機関に出向くとよく来訪者受付表なるものに記入を迫られますが、いつもアレだなぁと思います。

元警察官僚で田中角栄の懐刀であった後藤田正晴は官房長官時代に首相の動向を把握するのに首相官邸の訪問者受付表を欠かさずチェックしていたといいます。すなわち人の出入りを見れば何処で誰が何を動かそうとしているか大体把握できるだからだそうです。

大学などの機関に訪問するとよくあるフォーマットは20件がまとめて記入できる一覧表で、みれば前に大抵10人ぐらいはどこの誰がどこに何時に訪問しているか分かってしまいます。逆に自分が先に書いた時には後からくる訪問者に自分の訪問とその目的をバラしているようなものですね。

そういった機関は自分たちの機関のセキュリティ管理上の理由でそういったものの記載を求めているだと思うのですが、徹底的に欠けている視点は他の訪問者の訪問の機密性で、携帯番号まで書かされるのはいつもどうかと思うわけです。

企業などちゃんと分かっている機関ではたいてい用紙は1件ごとに別々になっていて、自分の記入表が他の来訪者の目に触れることは無いようになっていますね。こういった配慮が欲しいなぁといつも感じずにはいられません。

(写真はイメージです)
来訪者受付表


haruhicomをフォローしましょう

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。